久しぶりの〇〇ション。いや懐かしいやら愛おしいやら。

昨日友人の事務所にお邪魔しました。

 

事務所の主は体裁を気にしない

しかし頭の回転が早く

商売も手堅く

身の丈を信条とする

お手本の様な仕事人。

 

久しぶりにお邪魔して

話し込みました。

 

彼は元々企業に務めながら

地味に自分の顧客を伸ばし

そして

「先のことは誰にもわからない」

と、自身の予言通り

その企業の内紛により

急遽自分で事務所を構える事になった

経験の持ち主であります。

 

状況が急転しましたが

事務所を構えるとなると

商売柄

結構な広さを要求され

条件に叶う場所が見つからず

頭を抱えていた所に

友人から場所は使って良いと

まぁ親切な申し出。

 

しかし事務所がない。

で、彼は発想を転換。

 

中古のコンテナを求めまして

それに電気等インフラ整備して

事務所としたのであります。

 

コンテナですから

窓も広く明るく

そして手頃な広さですから

空調も快適。

 

が、しかし

これが問題だったんだな。

 

トイレ。

 

これ場所を提供してくれた友人の

事務所まで一々行かなければならない。

それは来客も一緒。

 

いざ話し込むと

行くのが大変面倒なのは

誰しも一緒。

 

私も話していて

自然に呼ばれました。

オシッコ。

 

さてさて

面倒ですな。

 

広い場所を必要としていましたから

所在は「田舎」。

で、本当に十数年ぶりに

〇〇ションを(笑)

 

青空の下で爽快な気分に浸る。

忘れていた少年の頃を思い出します。

 

で、思い出したのが

 

我が子に「立ちション」を教えた

記念すべき日のことであります。

 

まだ子供が小学生の頃

冬二人で山のキャンプ場に行った時の事。

当然、真冬でありまして

まずキャンプする人などいない。

管理する人は兼業でして

私らが到着した時の

素っ頓狂な顔を今でも覚えています。

 

「本当に泊まるのか?」

「ホイホイ」

「死ぬぞ」

「死なないよ」

「水も凍って出ない。」

「持ってきた」

「トイレ使えんぞ」

「立ちションしていいか?」

「そら山だから構わんが」

「じゃお願い」

「じゃお金は要らんわ」

 

と、なりまして

設営終えて飯の準備。

冬のキャンプは確かに寒くはありますが

対策をしっかりしていれば

実に快適なのですよ。

 

第一、周りに誰もいない。

これ大事。

広〜いキャンプ場を独り占め。

 

そこで教えた男の醍醐味。

 

良くぞ男に生まれて来てくれた。

子供と二人並び

 

「ほれ、もっと足を広げな」

とか

「遠くに飛ばせ!」

 

これは男同士じゃないとわからない。

それを我が子に教える。

男親の特権ですな。

 

てな事思い出しながら

澄み渡った青空を眺めて

「いたしました」。

 

それから子供は

12歳で親元を離れましたが

予定以上に逞しく育ち

私ども親が慌てる事例多数。

まぁ彼らなら世界中どこででも

生きていけるでありましょう。

 

ところで

そのキャンプ。

翌朝早々、おじちゃんが

生存確認に来たのも良き思い出。

 

山岳キャンプ用で

「日本のほとんどの冬山で大丈夫。」

のシュラフを

我が家では常備なのですよ。

 

したがって

家内から真冬に家からおっぽり出されても

大丈夫(笑)

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