熊本地震 激震体験11 赤い貼り紙。

あれから何日経ったのでしょうか。

表紙の画像は「東京ガス」の援軍です。

「テンパってた」気持ちが
少し崩れているのはみなさんもだと思います。

多少イライラしています。

何事に対しても。

なんとなくですが運転が少し乱暴になっています。

地方都市ですから車が主な移動手段。

こんな状況で事故でも起こしたら、

心の動揺が更に辛いものになるでしょうね。

先ごろ市の建築関係部署に電話をかけ

職場の建物の評価をお願いした事は以前書きました。

未だ実行されていませんが。

車窓から見る建物に
点々と赤い張り紙が目につく様になりました。

赤は「危険」
黄は「要注意」
緑は「調査済み」

と書いてあります。

初めて見る紙と表示です。

赤の多い事に驚きました。

個人の家から商店。

割と大きめのビルも。

赤の判定をもらった場合どうなるのでしょうね。

強制力はあるのでしょうか。

例えば「使用禁止」とか。

良く見ると赤の紙を貼られているビルの中に

働くワイシャツのオトーサン達の姿。

仮にですよ、

仮にそのビルが今どうにかなっちゃった場合

労災になるのでしょうか。

想像は際限なく続き、

そこで働く事を指示した人への

「おとがめ」はあるのでしょうか。

とにかく「赤」を貼られた以上

これから先、その建物を使い続ける事は

出来ないでしょう。

多分。

そうなった場合、建て替えですかね。

余震が続くこの状況下では即断はできませんね。

それにまつわる手当も大き過ぎます。

我々の生活、経済にボディブローの様に
与える影響がジワジワと効いて来ている事を
おぼろげながら実感しつつあります。

いや、
なんせ初めて尽くしの事ばかり故、

戯言ご容赦。