鮎川誠さんの訃報に接し。

最近はまことに時間がない。


仕事はもちろんせにゃならんし


その仕事だが


猛烈忙しい。



まぁ会社にもよるだろうが


季節的な問題と


個々の会社が抱える事情にもよるであろう。



私の場合それがダブルで来たものだから

昨年末から忙しい。



と言うか


気忙しい。



で、睡眠はとりゃならんし


おかげで本も読めはしないし


ここに書くことすらままならん。



ではあるが


最近次々訃報が飛び込んできて


こりゃ一筆言上せにゃ気がおさまらない。



まずはお会いしたことは勿論ないのだが


我々世代に重大な影響をくれた


ジェフベックさんから始まり


高橋幸宏さん。


これは意外だった。



勝手ではあるが


彼の顔は病気とは無縁に思えていたのだ。



淡々として表情もあまり変えず


つまり何事にも動ぜず


どこか浮世離れし印象はあった。



大昔、加藤和彦さん率いるミカバンドの


ドラマーとしてお会いしたのが初めてだったと


記憶している。



その頃から最近までそりゃ経年劣化はあったものの


印象そのものは当時のままで


「まさかねぇ」

との感想は持った。


余談だが当時ギタリストは


高中正義さんだった。



とどめはマコちゃん。


鮎川誠さん。



これは効いた。



まだ私が鼻たらしだった頃


紹介され親しくなった柴山さん


柴山俊之さん現在は「菊」と名乗って


活動されているが


彼に誘われたサンハウスの夜の練習を


見学に行ったのが


彼との最初。


えらくカッコいい美男子が


ヤマハのSGでそりゃ当時学園祭の


下手くそなギターしか知らなかった私に


「プロ」のテクニックとの違いを


思いっきり知らしめてくれたのが


最初。


と言っても


彼はまだ在学中だったのですがね。



練習の合間の話し合いに


聞いた彼の方言丸出しの話し方が


イケメンとのギャップにも


そらたまげさせられた。



マコちゃん


篠山さんのサイドギターの音が


「ゴーっち聞こゆっ。」



答える篠山さん。


緑色のストラトのブリッジを撫でながら


「もうブリッジがいかんかも知れんね」



てな会話がつい先日


とは大袈裟だが


鮮明に思い出される。



で、確か西南学院の学園祭で


彼らが出てきたら


マコちゃんたら


黒のピカピカのレスポールを背負ってたのよ。



「あれレスポールいつの間に?」


そりゃベージュのドンキーコートに


ピカピカのレスポール。


綺麗でしたよ。



てなこと思い出しつつ


今日はこれまで。



つか書きたいこと


話したいこと


まだまとまっていないのよ。



これは個人的な問題ですけど


私の人生の時間が流れて行っていることを


最近とみに感じさせられることが


多々ありましてね。



今読んでいる本もその一因かも。


なんとなれば


「羊の歌」を再読しています。


ps

画像はギブソン社の公式サイトから拝借しました。

ごめんなさい。

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