先月から禁煙外来に行っております。
熊本市は明午橋のたもと。
明午橋内科クリニック。
森下祐子先生は
凄〜〜く優しいし
静かな語り口で
イチオシの内科なんだけどね。
だけどね
優しいが故に
患者に「脅し」が効かないのよね。
つまり先生のおっしゃる脅威が
「たいした事ないんじゃ?」
と錯覚するのよ。
この一連の禁煙外来の処方で
勿論診察も含めて
先生は色んな危惧を述べられました。
まず「根性」ね。
それから「協力者」ね。
それから継続ね。
そして処方される薬の副作用ね。
「根性」はさ
先生が危惧する通り
ありません。
故に大層心配されてました。
けどこればっかしは
持って生まれたもの?
後天的なもの?
かは存じねど
現状でどうにかするしかねぇべ。
「協力者」
これまた家人に言っておりませんから
協力を求めることはできません。
これまた現状でどうにか凌ぐしかない。
孤立無援。
孤高の戦士。
大軍に独り向かう勇者。
で、継続だけど
なに故か続いております。
これは昨日述べた理由によるものでしょう。
最後の薬の副作用。
これが大問題。
だったのよ。
チャンピックス1mmg。
始め先生は処方する時
「人によっては色んな副作用が出ます」
とおっしゃった。
どんなかなぁ?
と、お聞きしますと
眠気、吐き気、動悸
これは一般的にどの薬でもありそう。
で、「予防線」として
聞き流したのですが
1つ気になる副作用をサラリと。
「1週間0.5mmgを続け
2週目に1mmに増量した時に
チト気をつけた方が良いよ。」
と。
語り口が優しいからさ
然程気にはしてなかったんだけど
はて?
先生は続けます。
優し〜い口調で。
「人によっては悪い夢を見る」
夢?
あの寝てる間に見るあの「夢」?
はぁ?
まぁ大丈夫でしょ。
余り聞き慣れない副作用だし
「人によっては」だから
それがクジ運が極端に悪い私に
「当たる」訳がない。
で、4週目も終わりに近くなったある日。
突然、とっても怖い
それはホラー状のものではなく
現実世界の「怖い出来事」が
我が身に降りかかり始めました。
実際持ってる心配事が
悪い結果となり全て降りかかる。
それが毎日続いたのです。
「こりゃもうアカン!」
と何度観念したことか。
「あ〜どうしよう!!」
と慌てふためく所で
突然目を覚ます。
正に「悪夢」ね。
それも超現実的だから始末が悪い。
いや、寝覚めが悪い。
しばらく覚えてるんだもん。
それで受診の時
先生に言ったのよ。
そしたら
「夜飲む分をやめてみて」
とおっしゃる。
まぁ寝てる時は喫煙しようとの
気も起きないでしょうから。
でもね、それが危険なんですって。
眠れなくて
また睡眠途中で起きてしまって
頭ボケてる時に
つい吸ってしまう。
そんな事故もどきが多いのだそうです。
それ防止する為に
夜も1mmg飲むのですけど
それをやめてみる。
まぁ我が家には
もう喫煙道具はありませんから
夜中にコンビニに走るほどの
禁断症状も出ないとして
指示通り夜の分をやめました。
しか〜し
余程私はこの薬とマッチングが悪い様子。
午前の薬の余力だけで
やっぱしライトな
少〜し良からぬ夢を見る。
で、先生の診察日までは当分あるので
勝手に自己判断で薬飲むのやめました。
そしたら現実の問題だけは実在しますが
夢でそれが悪い方向に向かうことは
なくなったのよ。
勝手に判断して結果が出るのか
心配ではありますが
今のところ
丸っきり喫煙願望は出てませんから
これで良しとしましょう。
しかしね
薬で人間に悪い夢を見させる。
その作り方でトンデモナイ薬も
出来ちゃいますよね。
ケミカルの進歩
医学の進歩は
私の想像を遥かに超えて進んでいる様子。
凄いね。
いや、怖いね。