祝インディ500 佐藤琢磨選手。その語学力にも脱帽。

佐藤琢磨さんがインディ500で一位。

 

実にすんばらしぃ。

あのレースはモーターファンには特別ですね。

インディアナポリス500マイルレース。

500マイル?概ね800km位でしょうか。

長いですね。

 

それもオーバル楕円コース。

F1と違い抜きどころが難しい。

レギュレーションで車体は、ほぼ同一。

エンジンも今はシボレーとホンダだけ。

タイヤも同じメーカー使用。

 

私どもが子供の頃から

その名はつとに有名でした。

いろんな決まりごとがありまして

スタート前のアナウンスが有名です。

Gentlemen, start your engines.

 

洒落てますよね。

ブリックロードとの別称もありますが

昔はレンガ敷きだった模様。

ついでに勝者は

必ず牛乳を飲まなければ

スポンサーの酪農組合から

賞金をもらえない。

面白いですね。

 

これまたついでに観客数。

なんと40万人。

トイレどうするんでしょう?

 

それくらいアメリカ人にとって

別格なレースなのですな。

野球、アメフト、バスケット

そんな感じで国民の楽しみなのです。

 

そこら辺が貴族の楽しみとして

歴史を刻んできたF1との違いなのでしょう。

 

速度も半端ないですよ。

F1を凌ぐ、平均約380km。

この速度でバトルするのですから

尋常じゃありませんね。

 

私が生きているうちに

日本人が牛乳飲む場面を観れるとは

思ってもいませんでした。

 

残り4ラップ

佐藤さんがストリームから抜けて

「仕掛けた」時は鳥肌ものでしたね。

 

そこで気になることが一つ。

賞金です。

調べたところ

優勝賞金は二億七千万円。

それも個人向けではありません。

チームにです。

 

ですから佐藤さんの年間賞金

及びスポンサーからの獲得年収は

大凡5億円。

 

まぁ庶民とは縁遠い金額ですが

F1のシューマッハさんは

現役当時最高に稼いだ時は

約200億円と言われていますから

「あれ?」

となるのでありますよ。

 

ところで佐藤さん。

現地の勝利者インタビューで

しっかり英語で答えたらっしゃいました。

 

それもインタビュアーの質問に

しっかり頷きながら。

そして的外れな答えなしに

インタビューはちゃんと成立。

 

これ、珍しいですよね。

メジャーリーグには多数の日本人が

参戦していますが

ちと、お目にかかれない光景でありました。

そこら辺を私は高く評価したい。

 

もう一人ちゃんと専属通訳通さずに

お話する方がいらっしゃいます。

テニスの錦織圭さんです。

 

これって、実はすごい事だと

私は隔世の感を持って

中継を観ていたのであります。

 

アイキャッチはindycar.comさんのです。