かるかん饅頭 ご存知?明石家のカルカンは絶品ですよ。

鹿児島名物。

 

色々あります。

実は以前は良く知りませんでした。

だって、滅多に行った事ありまでしたもん。

考えてみたら

熊本県でも行った事ない名所が・・

実は圧倒的に多い。

し、熊本の名物も一体何なのか?

良くわかっちゃいない。

九州を代表する名物はわかりますよ。

「とんこつラーメン」

 

この程度ですから他県の名物なんて

知る訳がない。

すいません。

 

思いつくのは

長崎が卓袱料理、カステラ、カラスミ

ちゃんぽん。

 

佐賀が小城羊羹、イカ。

 

福岡はひよこ?

 

大分は・・・

わからん。

 

宮崎は・・・

これまたわからん。

 

熊本は

あ、辛子蓮根。

 

こんな調子。

 

で、鹿児島ですけど

子供が鹿児島の学校に入って6年。

親も経験から色々知恵がつきました。

 

鹿児島名物と聞かれれば

 

最近人気の黒豚。

 

これはトンカツでもシャブシャブでも

「これ豚肉?」

「いつも食べてるアレは何?」

と、

とにかく、美味い。

脂身がしつこくなくサラッサラ。

そして何故かブタブタしてなくて

それでいて豚肉の豚肉たる

香りとお味の

上の方の良いところだけ取った

とても上品な豚。

 

当然噛めば柔らかく

しかし腰がないわけではない。

「肉を食らう」

が十分に堪能できる優しい歯応え。

 

分厚いトンカツでもサクッと噛めて

ジュワッではなくトロッでもなく

「どうぞ!」

とこれまた上品に春の小川の様に、

決して怒涛の様にではありません。

溢れ出てくる爽やかな肉汁。

チェーン店の居酒屋で食べる

ヤキトリの豚バラとは別世界の住人、

いや住豚なのです。

 

忘れちゃならない焼酎。

 

これまた超がつくブランドの

森伊蔵を始め名だたる銘柄がズラリ。

これ、元フランス大統領もファンで

今や国際的なブランドと化してます。

 

森伊蔵は以前抽選で当たりまして・・

ただ、私が焼酎に関しては

ある一線を越えると

評価できない舌の持ち主でありまして

良くわかんない。

あ、久しぶりに抽選チャレンジしよ。

 

まぁ普通に「これいいじゃん」は

伊佐美あたりは好きですね。

イモですが

香り立つ無骨な匂いに慣れると癖になります。

しかし喉越しは滑らか。

鹿児島焼酎のランドマーク

基準点でありますでしょう。

森伊蔵と違い

普通にお店で買えますし。

 

薩摩焼酎の話はそれだけで

ブログ10本位余裕で書けちゃいますから

これくらいにして

名物の続きね。

 

お土産に適した名品と言いますと

これ、割と気がつかないんだけど

 

兵六餅。

 

大きさは色々ありまして

中身はオブラートに包まれた一口大の

キャラメル様。

ですから気軽に取り出して

お口にポイッとできます。

 

で、キャラメルと違うのは

いきなり噛んでも大丈夫。

いや、噛まなきゃいけない。

求肥で出来てます。

 

「あ、なんか懐かしい」

 

と食べた事のない方でも感じる

素朴な

言い方変えりゃ

なんて事ない味なのです。

 

「海苔入ってる??」

 

ともなんとも表現が難しく

しかし尖った部分のない

本当になんて事ない味。

 

が、それが為にとても息の長い商品と

なっているのです。

流行に左右されない

 

「振り向けばそこにいる安心感」

 

とでも表現しましょうか。

 

パッケージも錦絵風味で

流石、維新を成し遂げた気概を

感じさせる絵柄。

 

着物の後ろを褌に挟み

お尻丸出しで

刀の鐔に指をかけた侍と言う

なんとも薩摩らしいものです。

薩摩兵児の面目躍如まんまの構図。

 

これセイカ食品と言う会社が作っているのですが

鹿児島では一大コンツェルン。

市内に大きなスポーツセンターもお持ちです。

 

そして真打かるかん。

 

カルカンとは

自然薯、山芋ですね。

それと米粉

それに砂糖を加え水で練り

蒸しあげたものです。

 

元々カルカンとは米粉の名だったらしい、

らしいのですが

現在はカルカンと言えば

このお菓子を指します。

 

その形状は

餡を入れなきゃ蒸した器のマンマ。

ポピュラーなものでは長方形で

売ってあります。

蒸し器が長方形でそれを切ったものですね。

形はまるで羊羹の様ですが

重さは圧倒的に軽い。

コメダ珈琲の分厚いカップと

セブンの紙コップ位の違い。

 

良く断面を見ますとまるでスポンジ。

空気穴がハッキリと満遍なく見えます。

 

まず感触は

一口で言うと軽く柔らかく

そしてシットリ。

 

そして肝心のお味は

これまた柔らかく、そして甘い。

餅とも求肥とも一般的な饅頭とも違う

不思議なものに閉じ込められた甘味が

フワッと

しかし一旦噛み始めますと

シットリと舌に絡みつく。

これは多分自然薯の効果でありましょう。

 

その甘さは

何も足さない

何も引かない

極自然すぎる

単純で薄い「甘い」だけが

シットリ滑らかに舌に印象され

そしてアッと言う間に消える。

 

と、ここで文字数、結構逝っちゃったので

今日のお題は明日続き書きます。

 

申し訳ない。

家内に呼ばれちゃった。

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