朝一に鳴る電話。
夜遅くとか朝早くとか
かかって来る電話には
妙な予感が走る。
嫌な方ね。
案の定、実家の母の面倒をみてくれている
ヘルパーさんから。
こりゃなんかあったよね。
予感的中。
母がベッドから起きれない。
これは。。
断りなしに勝手ではあったが
施設にお願いして
ショートスティに連れて行ってもらったとの事。
急遽ケアマネさんと
これからの対処を考えなければならなくなった。
「要介護1」でまだあるから
施設に入所は無理である。
かと言ってショートスティで繋いで行くのも
経済的に無理がある。
丸々1ヶ月、それ続けられたら
我が家は遠からず破産する。
実家の始末をどうつけるか?
いきなり様々な事が頭をめぐり
まとまりがつかない。
とにかく母の身柄をどこに?
施設入所は介護度と
「空き待ち」で当分は無理。
かと言って
病院に入院させるのも現実的ではない。
なぜなら
老衰であり
病気ではないから。
こんな場合どうすればいいのだろう?
朝から実に重たい気持ちを抱えたまま
職場に行く前に熊本中央郵便局に寄った。
この時期の郵便局は
大賑わいである。
大方の大きな郵便局は
その立地は昔からであり
よって車に対応していないところが多い。
つまり駐車場が実に狭く
また数も少ない。
その少ない中にも
障害者用はしっかり用意されている。
最も入り口に近く
そして広くスペースを取ってある。
当然「表示」もデカく目立つ。
私が運よく駐車できた時には
まだその障害者用スペースは空いていた。
当然である。
我が県も民度は少し上がって来たな。
ウムウム。
と、そのスペースに一台の車が滑り込んで来た。
やけに勢いが良く
なんだか嫌な予感はした。
これまた予感的中。
その白いセダンからこれまた勢いよく
スーツ姿の中年男性。
アイキャッチの画像がそれである。
唖然である。
呆気にとられた。
この人の頭の中はどうなっているのだろう?
お年を考慮すれば
当然家庭があり
ひょっとしたらお子さんもいて
それ相応の年であろう。
その親が。。
当然背中を見るお子さんも。
である。
こんな輩はCo2など現実にそこにある危機とは
まず思っていないのであろう。
これは断言できる。
そもそも「恥」の概念がない。
なんだか滅入ることが朝から2連荘。
この熊本中央郵便局は
市のどちらかと言えば南部
洗馬橋と言うところにある。
洗馬橋
そう、童謡にある
洗馬橋である。
「洗馬橋にはタヌキがおってさ」
のタヌキは郵便局の正面ポストに
ちゃんと鎮座まします。
ちと剽軽な仕草の銅像であるよ。
そのタヌキさん
各シーズン毎に衣装替えをなさる。
で、現在はこれ。
メリークリスマス!
である。
しかしこのタヌキさん。
年々そのクリスマスの衣装
派手になっている印象があるが
目の前で起こった
不埒な行いを見た後では
それも心和むものではあるよ。