平成27年度「英語教育実施状況調査」の結果について
と表題された文科省の白書が出てます。
内容は中学生と高校生の現在の英語の力。
と、それを教える教師の英語の力。
英語はこれからの必需品。
そうお上も考えているから
こんな白書を作るのでありましょう。
公立校が対象ですが
比較対象とするものが「英検」
英語検定試験です。
他にも英語力を見るTOEIC等ありますが
若干方向性が違うので
「英検」が対象なのでしょう。
スピーキングとライティングの有無かな?
主な違いとしては。
ところでその結果。
生徒の部門はともかく
それを教える教師の英語力。
これ見てビックリ。
中学教師では英検準一級以上が30%。
高校でも57%。
私らの生徒時代では
英語の教師ってもっとすごいのかと
思っていました。
だって試験問題作るんでしょ。
中間やら期末試験の。
私も中学の頃はセッセと英検受けましたよ。
全然役には立っていないけど。
それがこの白書見てたまげた。
英検準一級ならばうちのガキも
部活の合間を縫って
高一の時とりました。
勿論全ての教師が英検やらTOEICを
受験しているとは思いませんが
白書に表記されるのでしょうから
それなりの評価の対象があるのでしょう。
でもさぁ
英語教えるのが仕事なら
もっと、こう、なんちゅうか
自助努力ってんですか?
そんなもの持って欲しいですよね。
ただ不思議なことに
各都道府県別の各々のランキングも
発表されていますが
生徒のそれと教師のそれが比例していない。
持ってる英語力と
教える技量って
必ずしも一致しないのでしょう。
それが救いでもあります。
画像は全て文科省のものです。