宴もたけなわ、年に一度のお祭り騒ぎ。

世は確定申告で盛り上がっていますねぇ。

 

家内はその稼業でありますが

結構な割合でややこしいことが起こります。

昨年、

頼まれまして関与する事になった私の知人。

当然、

昔からの付き合いの事務所があった訳で

そこから引き継いだのでありますが

大方の場合

「うちはしかっかりしているから」

と曰うて資料を渡されます。

 

but、が、しかし、バッテン

開けてビックリ

「なんじゃこりゃ！」

の場合が多いのですよ。

 

一つ一つ挙げるとキリがないので

端折ります。

それに昨年は震災がありまして

余計にヤヤこしい事に

ご当地はなっているのですね。

 

そいで

引き継いだ私の知人のところも

今までの処理がチョイと不適切

いや、

チョイとどころではなかったのですよ。

これで調査が入ったら

イチコロだったでしょう。

なんと運がよろしい。

当然、協議の末

「マトモにしましょう」

と相成りまして

取り掛かったのです。

 

そうしますと、まぁ出るわ出るわで

そいで必要な書類が別途大量発生しまして

それがまた

ご当地の所轄税務署ではなかったもので

グイグイややこしくなって行ったのです。

 

当然所轄の署に連絡します。

昔と違い所轄の署の

印字されていない

「とある」納付書はないのでありまして

返信用封筒入れるから送付をお願いしますと

なぜかつれない返事。

忙しいのはわかります。

お相手して下さったのは女性でしたが

「臨時」かしら？

良く内容がお分かりでない様子。

終いには

「金融機関においてあります」

とふざけた事をおっしゃる。

ある訳ないだろうが 。

アホか。

 

そんで私に緊急出動命令が下りまして

「市内の署に行き作ってもらって来い！」

「もしくは空のをもらって来い！」

 

あれま。

ちょうど電話受けましたのが

頼んでいた部品を取りに来た

ヤナセにおりましたので

帰る道すがら

行きましたよ。

 

が、駐車所に入る前から長蛇の列。

途中途中に税務所員さんが立っていまして

「相談は４時までです！」

と、いちいち窓を開けさせ

声をかけてくれます。

私の風体でしたら

まぁ声もかけたくなるでしょう。

けど、何度もやれますと流石にキレ気味。

「ちゃいますよ。うち本職ですねん」

「ナンボか貰えるなら相談手伝いまひょか？」

おまえ、何処の出身やねん？

ツッコミ入れたくなる様相を呈して来ます。

「あ、失礼しました。」

最敬礼で入れてくれましたが

 

これまた

「が」で

やっとゲートまで辿り着きますと

警備のおっちゃんが

駐車券を取ってくださり

私一台分の空きを待っていますと

此の期に及んでナカナカ空かない。

 

おっちゃんと

「一日立っているとシンドイでしょ？」

「そぎゃんたい。寒か日はキツか〜」

「だよねぇ〜」

「帰って熱ぅ〜〜か風呂に入っとが楽しみ」

「あ〜冷えた体に熱い風呂はダメよぉ」

などと与太話。

 

やっとたどり着きますと

わたしゃ申告ではありませんから

別途窓口。

対応はメガネのキリッとした女性。

事情を話しお願いしますと

 

Nein！　Het！　Non！

 

こらラチあかん。

家内に電話して

スマホ渡し直接対決。

 

あら不思議。

「声荒げて」

の事態収拾を探っていますと

「あ、はいはい、それでは」

と電話を切り

私に

「１０分ほどお待ちください」

 

で奥に引っ込みますと

地方の署の印字されたものが束で。

作ってくれたのですね。

女性同士ガチンコかと思いきや

意外な展開に

私が自信喪失でありました。

 

まだまだの籠絡技術の未熟さを痛感。

それとも顔の造作？

 

ともかく

帰ったら「熱い風呂」につかりましょう。