熊本地震 デジタル化を加速する。

表紙の画像は
熊本城の裏側の塀ですが
結構被害甚大ですね。

今回の地震の後始末で問題なのは
「本」です。

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他の物に被害をもたらしたのもそうですが
かたずけるのが大変です。

とにかく重い。

雑誌の類はこの際ですから
思い切って処分する事にしました。

引っ越しの時にとか
整頓する時に良くある

「あ〜 これこれ!」

とか

「あ〜 この時は」

とか

一旦処分する際に目を通すと
つい、その世界に入って
遅遅として進まなくなります。

本題に戻って。

フツーのオッさんにしては
蔵書の量が多かったのですね。

辞書の類も半端ではなかった。

二度とは手に入らない専門書から
超重たい写真集。

ハードカバーにしても初版本が多かったり、
絶版本とか。

結構なペースで読んでましたから
文庫本も沢山。

台所まで進出していて
本棚倒壊後、その重さから
他の物にまで被害を拡大させたのですが

これらは処分できません。

私の感傷的な理由からです。

私は「活字」の世代です。

本=知性

からどうしても抜け出す事が出来ないのです。

同じ雑誌にしても

趣味の雑誌の処分の決断は
比較的速かったのですが
今は廃刊になった
岩波の「思想」とか「世界」は
どうしても処分する気にはなれませんでした。

良くも悪しきも自己形成の一翼を担った
「活字」でしたから。

現実、物理的に重く、
「知性」ではなく
「荷物」である事は間違いないのです。

で、出した結論。

眠っている衣服。

これを処分して、本は本棚には置かない。

こう決めました。

IMG_1586

衣服の処分は比較的簡単でした。

型が古いとか現在の趣味と違うとか、

もっとも大きな判断材料は

体型が変わっていますから

「今、着れるサイズか否か。」

です。

結構スペースが出来ましたから
着々と本が箱ずめされて収納されて行ってます。

そこでこれからの課題。

今回の物理的な問題を機に
いよいよ読書、蔵書もデジタル化しようかと。

もちろんデジタル化されていない本も
現在多数ですが、
極力デジタルで読む癖をつけようと考えています。

できるかしら。。。

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