「陣太鼓」はお菓子の固有名であり
会社の名は「お菓子の香梅」です。
画像にある様な牛肥を餡で包み
直径4cm位の円形に固めた和菓子です。
熊本には「山鹿」と言う地名があり
そこでハタと連想したのが
あの仮名手本忠臣蔵。
夜明け前の浅野邸
蔵之介が打ち鳴らす
「山鹿流 陣太鼓」
を合図と 云々
「むむ!」と思いましたが
多分関係ないでしょう。
あれは地名ではなく
兵法の名ですから。
多分。
社長さんに聞いた訳ではありませんから悪しからず。
熊本ではメジャーですね。
子供の春休みも終わり
学校へ帰りますが
下宿さんへの手土産を何にするかは
毎度頭を悩ます所。
今回は「真っ向勝負」で陣太鼓。
白山通りにある本店へ行きました。
ここは工場も上にあり
店舗もフラッグシップ。
当然対応も他の店舗とは違います。
まずスペースがかなり広く取ってあります。
で、静か。
お茶のサービスもあったりして
買い物終わったら「すぐ帰れ」はありません。
選ぶ時も「せっつく」様な説明はなく
尋ねれば静かに答えてくれます。
後、和菓子屋さんですがケーキもあります。
当地では良く目にする「くまモン」ケーキですが
「なにもここまで真っ黒にすることは。」
と、要らぬ世話ですね。
ごめんなさい。
で、迷った挙句
選んだのは
やっぱり「陣太鼓」
ご当地では自分で買って食べる事は
ほとんどありません。
他県へのお土産として求める事が多いですね。
自分の口に入る時は
「お見舞い」で頂いた時でしょうか。
久しぶりに食べると
結構いけます。
美味しいですよ。
餡も甘すぎず
適度に残った小豆の食感も良好。
中の牛肥とのマッチングは
逆転の発想ながら
お互いを邪魔する事がない。
甘さの調整が上手く行っているのでしょう。
ただ
昔との違いが一つ。
だいぶ小柄になられました。
あと、店舗前の駐車場に難ありです。
ど真ん中に大きな電柱?信号の柱?
が鎮座まします。
店員さんに行儀よく見送られ
一路鹿児島へ向かったのであります。