まず「外国人労働者」の受け入れについて。
先日5年ぶりの深夜国会で決まりましたが
これってどうよ?
なぜ導入しなければいけないのかは
まず置いといて
中身が問題。
良くさ、仕事の関係で
職安、ハローワークね
行ってたんだけどさ
あそこではさ、単に職業を斡旋するだけではなく
技能訓練の受けつけもしてるのよね。
そこでその受け皿機関として認定を受けるべく
ちょい上の人と話すじゃない。
するてぇと「?」
てなことを良く感じるのよね。
結論から言えば
いつも指定される機関、会社は変わらないのよ。
現実としてさ。
つまりどこを認定指定するかは
現場の職員に任せられているのよ。
そりゃ
聞けば「各方向から精査して」
ってお決まりの文句が並ぶのでしょうけど
それが営々と続いていること自体
異常でしょ。
で、ここからが本題。
今回決まった法令ですが
詳細は省令で決めるとか。
これって
つまり「現場の人の裁量」と同じことなのよね。
実に怖い。
みなさんは入管、
入国管理局行ったことあります?
あそこはまた一種独特の雰囲気がありますよね。
は、ともかく
現在の外国人労働者のほとんどは
技能実習生と留学生。
普段コンビニでお目にかかる
外国人店員さんは
ほとんどが留学生。
彼はらなぜ働くのか?
それはスバリお金がないから。
でも留学生。
なんか変でしょ?
それはさ、まず留学生として送り出してもらう為に
先方の送り出し機関に多額の支払いをして
「留学生」となって来日しているのよ。
留学生となる為には
用意する書類と証明書関係はさ
まず学歴証明。
日本語を習得するための能力があるか否か。
続いて家族の所得証明。
銀行の残高証明とか収入を証明するものね。
それから日本に来てからの
生活費と学費を払える証明。
そして保証人。
これだけのものを用意して
そして我が国の入管の審査に合格して
「留学生」。
普通に考えたら
先進国からの留学生はともかく
途上国からの留学はとても難しい。
だって首都はともかく
「銀行」に行ったことがない地方からも
留学生としてやって来てるんだからさ。
そんな偏差値の高い問題を
送り出し機関が超えさせてくれるのよ。
高額な代金と引き換えにね。
その方法は「言わずもがな」。
で、支払いのそのほとんどは借金。
留学生活が嫌になって
帰国すれば待っているのは借金だけ。
だから彼らは懸命に働かなくてはならない。
当然学費と生活費も稼がねばいけませんから。
でも留学生の労働時間は
決まっていて週28時間まで。
じゃお金足らないじゃん?
それがさぁ
ちゃんと抜け道があって
「同じ職場で28時間。」
つまり掛け持ちすれば
もっと働けるわけよ。
それはとても疲れることだから
学校で寝る。
とまぁ、およそ「留学」とは
程遠い生活を送っている現実も
実はあるのですよ。
技能実習についてはまたの機会に書きますが
こと留学生については
その実態を入管は知っていて
送り出し機関が作った書類を選考して
「可」の判をつくのであります。
一つ「留学生」について見ても
色々な問題があります。
それが今度は規模が違う。
それを詳細は省令で決める?
現場の裁量で決める。
こりゃ現在の内容を知っているだけに
「オイオイ」
と言いたくなるのは私だけかしら?
実は今日のこの文章は「前振り」でありまして
も一つの問題を含めて
わたしゃとても奇異に感じることがあるのですよ。