ロン毛を切って久しいのであります。
髪型は男女を問わず
服装にまでその影響は及びます。
そもそも、この歳にしてロン毛。
を後ろで束ねて
そして常に無精髭面。
これはもうそれだけで
いくらネクタイを締めていても
オフィス街で働く人には見えなくて
中にはいらっしゃるでしょうけど
まず「普通」じゃありませんよね。
それは服装にも自然と顕れます。
この髪型、髭面で、
今のシーズン
普通のポロシャツでは丸っきり
バランスが取れるもんじゃありません。
そのことは
長い時間の間にわが身に染み付いてまして
ちょっと異彩を放つ服装にしても
まぁ着れてしまうのであります。
その点では
普通のオッさんでは経験する事のない
ある意味「自由」な時間を
楽しませて頂いたのであります。
で、私のタンスの中には
「休日のサラリーマン」が着るには
余裕で無理なものばかりがいっぱい。
ところが、
髪を切った。
そのたった一点で
今までの服に大層な違和感を持つに
至ったのでありますよ。
有り体の申せば
少し「お上品」な服の方が宜しいかと。
との感覚が
日に日に強くなって行くのであります。
かと言いましても
いきなりラルフローレンとか
バーバリーとか
「カチッ」としたブランドには
若干
いえ、
大層な抵抗があります。
そこで悩みます。
何を着ればいいのか?
今まで通り着ればいいじゃん。
ですが
髪切ってマトモになると
これまた大いに抵抗がある。
不思議なものです。
普通の髪型のオッさんが
見方によってはド派手な服を着る。
それは異形な髪型であればこそ
着れたのでありまして
結論から申しますと
完全に「浮く」のであります。
で、超久しぶりにカルバンクライン。
そうCK。
ここのポロ?
を着てみますと
これが何故だかしっくり。
いえ
自己満足ですけどね。
以前の服に比べて大層控えめ。
で、ありながら
そこそこデザインも入ってる。
まぁ「落ち着き」が感じられます。
に「ヤンチャ」なエッセンスをパラリ。
流石にデザイナーブランド。
しかし思うのですよ。
これも過渡期のなせる技。
しばらくしますと
これも「派手」に思えて来て
で、年相応の
ジミ〜な色
ジミ〜な形
そして年相応のオッさんへと
変貌を遂げて行くのでありましょう。
つか
これがマトモと言いますか
「普通」なのですよね。
思えば子供には6年間
大層辛い思いをさせたでありましょう。
学校で何かある度に
友達のオトーさんとは
明らかに違う異形なオトーさんが
いえね
学校では禿げてるオトーさんは
多かったですよ。
でも私のようなロン毛のオトーさんとは
出くわした事ありません。
そら目立っていたでしょうね。
もっと早く気がつくべきでした。
ごめんなさい。
と、謝ってみる(笑)