英国はハリー王子のご成婚。について考えるよしなしごと。

イギリスのハリー王子のご成婚。

 

目出度いのであります。

我々下々には全く関係ありませんけど。

 

英国は「女王陛下」を戴く国。

何やら古典的と言いますか

お伽話の世界のやうで

 

女王陛下
Her majesty 

 

響きが大変よろしい。

カッコいい。

 

何かにつけてティアラを着けた

陛下のお顔がすぐに浮かびます。

そらそうよね。

通貨にもご尊顔。

在位何年でしたっけ。

 

ところで

そのありがたい肖像に

なんと黒い目線を入れた

大胆なジャケットで一世を風靡した

いにしえのバンドがありました。

 

セックス・ピストルズ。

 

youtubeで今も観る事が出来る

そのバンドは、

今観ても大変な下手くそ。

 

でも、

音だけで判断するするは

明らかな間違い。

現在も脈々と流れる表現スタイル。

つか、すっかり定着した

そう

パンク。

の、源流と表現しても良いでしょう。

 

ステージでも

私生活でもお行儀の悪さが

一番の「売り」。

 

そのお行儀悪さが

なぜか英国発祥だと許せてしまう不思議。

 

伝統文化ガチガチの英国ですが

行けばその文化の多様性に驚かされます。

そしてそれが庶民にも定着している柔軟性。

しかし田舎ではまだガチガチ。

面白い国ですな。

 

これもまた長い帝国の歴史がなせる技。

 

過去、七つの海を支配したと

豪語する国ならではなのです。

そしてそれは現代でもまだまだ健在。

なんででしょうねぇ。

 

だってさ

中東の不自然な国境線。

今大騒ぎになっているパレスチナ。

これ全てこの国の過去の植民地政策の産物。

 

「それ反則やん!」

 

の事件、戦争を世界中でやって来ました。

 

しかし

だからと言って

それらの地域が「all反英国」かと言えば

全然違います。

 

そこら辺は

我が国と事情が全く違う様子。

 

元植民地だった地域からも

今回のご成婚には祝辞の嵐。

「元英国領」だったことを

逆に誇らしく思う国さえあります。

何しろ「連合王国」の一員として

国旗にユニオンジャックが入った国も多数。

 

ガッチガチの伝統も守りもするが

パンクも文化発祥として

歴史に残しそれが違和感なく受け入れられる。

 

今回のご成婚も異例ずくし。

 

女王陛下の前の国王の時には

断固認められなかったことが

今回は何故かすんなり。

それ以上の「異例」も多数。

式も

言葉選びますが

「どこの国の?」

でありました。

 

考えてみれば「不思議の国」であります。

時代の流れを柔軟に受け入れながら

しかし

やっぱり彼奴等

自分が「世界の中心」であることは

譲る気がないと私は踏んでます。

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