リーマンショックからもう何年経ちますかねぇ。
世界は平静を取り戻した様に思えます。
そして我が国も。
家も良く売れている様子。
都心では高層マンションの売れ行きがすごい。
株価も高値切り上げで来てます。
内需型の我が国としては
良い方向なのでしょう。
ですかね?
実感はあまりありませんが。
世界に目を転じると
過日書いた色々な問題を含みながら
それでも前に進んでいる様には見えます。
なんだかんだと言いながら
お隣の中国の経済成長が頼みの綱ですものね。
そこら辺はどうなのでしょう。
まだ大丈夫なのでしょうか。
世界の経済事情が以前とは異なっている事は
国内にいてもわかります。
IT関連の長者が増えている。
以前の様に実態経済を反映したものではない
未知の経済体系になりつつあるのは実感できます。
それに株にしろ外為にしろ
現在はAIを使った取引が主流とか。
日常は変わりませんが
我々の見えないところで
着実に変化は起きている様です。
経済学部出身ではありませんから
そこら辺はよくわかりませんが。
近代の歴史を紐解けば
第一次世界大戦終結後
世界秩序が戻りつつあり
アメリカは空前の好景気に湧いていました。
人間とは易きに流れるもの。
娯楽に興じ
土地開発は留まることを知らず
空前のマイホームブーム。
しかし歪みは旧大陸にしっかり残っていた。
見慣れた世界地図をひっくり返して
地理的に当てはめると
昔のアメリカの役割を現在の中国が
担っていた気もして来ます。
1029年の10月24日。
それは突然起こりました。
たった一箇所で。
マンハッタンですね。
それも株式取引の中心にあった
たった数メーター四方の机の上でです。
それが一週間の間、乱高下を繰り返し
ついには人間の不安心理が爆発して
そして大幅下落。
ご存知の大恐慌が起こったのです。
それは瞬く間に全世界に伝染して
暗黒の時代が口を開けたのでした。
現在がそうだとは言いません。
でもなんとなく巷に溢れる根拠のない
不安感。
それに力で封じ込めた様相の中東。
極東での軍事バランス。
それでも心配はいらないのですかね。
だって人類は過去の教訓から学び
賢くなっているはずなのですから。
ですよね?