今日はITの威力を本当に実感した。
昨日の父のドタバタであるが
その後施設から電話があったが
その前に直接病院の医師から聞いた話と
えらく内容が異なっていた。
少量の水が溜まっていたのだ発見されたそうであるが
その部位の違い。
それは大勢に影響ないとのことで安心であるが
また現在の症状から推察される
これからの事については
施設側から「万が一」を強調された。
このことは病院の説明とは大きく違っていた。
まず、運び込まれた病院がネットで一発検索できる。
で、紆余曲折はあったものの
直接担当した医師と肉声にて会話できた事。
そしてこれが一番大きな事であるが
病院から医師が電話して来てくれた時
科名と氏名を名乗ってくれていた。
それをネットで検索すると一発で本人が特定された。
専門は消化器外科。
経歴から過去の研究まで出てくる。
で、そこで大きな疑問。
なぜ消化器外科に?
昨日施設から一報を受けた時
疑問だらけだった。
デカイ病院に運んだのは適切だったと思う。
そこにいる医師では手に負えなかったのであろうから。
実際その医師を知っているから、これは完全に理解できる。
しかしその原因は自然発生的なものと聞いていた。
当日の朝その異常を見つけ
運んだと聞いていた。
しかしまだ帰って来ていないことをわざわざ知らせる。
これが喉に刺さった小骨の様に引っかかっていた。
で、調べわかった運んだ先がなぜゆえ消化器外科なのか?
導き出された答えは一つあった。
一連のことが
この机の前に座ったまま
電話とネットで自分なりの答えを導き出すことができた。
これはひと昔前だと考えられない事である。
一通り施設からの説明を聞いた後
病院の医師から説明をもらっている事を
告げた時の相手の驚き様。
それからの私は
施設からの説明を受けた事をネットで調べ
その裏付けを知り合いの医師に電話で確認した。
そしてこれからの対策、
事実関係を正確に調べる必要を痛感する。
一応この騒ぎは収束したのであるが
全てはこの机の前で完結した。
まさかこのオッさんがIT駆使しているとは
相手も思っていなかったであろうよ。
何せ田舎の年寄り相手で
その家族もみんな田舎の人であるから
今まではそれで通っていたのかも知れない。
地域の結びつきもあったろうし。
お世話してもらっていることは
確かにありがたいし、大いに助かっている。
だが「人質」を取られたかの如く
とは大仰かも知れんが
物言いとその対策には
微妙な機微を駆使しなければいけない事も
よく理解できたドタバタであった。
余計な事考えないで
スカッと物事は行かないものであろうか?
実に煩悩の娑婆を実感するのであるよ。