「人間椅子」と聞いて小説の題名が浮かんだ貴方はエライ!

人間椅子。

 

ご存知の方はご存知かと。

 

当たり前です。

江戸川乱歩の小説がすぐ浮かんだ貴方はエライ!

 

中学生の頃

エドガー アラン ポーは読み耽りました。

その彼の名をひねって

江戸川乱歩。

有名な小説家ですね。

 

その中に「人間椅子」なる一作があります。

読みますと

結構猟奇的。

結構素敵。

 

筋書きは書きませんから

ご自分でお読みください。

 

で、お読みになったとして

その世界をチョイと覗かれたのを前提に

話しを進めます。

 

銀座のバニラ画廊やら

スパンアートギャラリーには

ちょいちょい行きますから

その世界も嫌いではありません。

 

が、

今日のお題の「人間椅子」。

小説のお話ではありません。

 

バンド。

ロックバンド。

 

バンド名が「人間椅子」。

 

もうどれくらい前になりますか

彼らの「陰獣」を初めて聞いたのは。

一発で結構キキました。

 

ギターの和嶋さんのワウが上手くて

「ほぉ〜」

と唸ったのであります。

 

ワウフラッターね。

 

曲の頭からワウだらけ。

それが上手いのよ。

 

鈴木さんがおどろおどろしく歌う

その歌詞。

これまた結構考えて作ってあります。

 

ここではチョット書けませんが。

リッケンバッカーのベースを抱えて

歌うその歌詞は

活字にすると結構ヤバい。

 

それをヤバい様でヤバくなく歌うところが

またバンドの色になってます。

彼が歌うと

ヤバそうに聞こえないところがヤバい。

 

わかります?

 

和嶋さんのギターもナカナカなのですよ。

SGを使ってらっしゃいますが

初期はグレコだったそうです。

 

そのSGの特色を見事に出したテクニック。

「林檎の涙」

このアドリブ部分は丸で津軽三味線。

これまた曲調とマッチして

なんでこのバンドがブレイクしないのか

不思議でしょうがない。

 

つか

世はバンドブームじゃありませんものね。

 

それはともかくメロディ

構成、歌詞

どれを取っても良い事ずくめ。

 

今でもおどろおどろしく

ヘビーにやってらっしゃいます。

 

好き嫌いはあるかと存じますが

 

一度お試しになって損はないバンドかと。

 

往年と違う点といえば

鈴木さんがロン毛のストレートだったのが

今は丸坊主でお坊さんスタイルになった。

それくらいでしょうか。

 

和嶋さんのSGは勿論ギブソンでしょうけど。

 

どちらかと言うと

初期の頃の曲が私は好きであります。

 

YouTubeにも数多く上がってますから

一度お試しあれ。

 

アイキャッチは人間椅子さんのHPです。

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