「お馴染み」と当たり前の様に扱われる嬉しさ。商売のキモかな。

当然としてお馴染み様と扱われる。

 

先日ある車のディラーに部品交換に参りました。

代車を持ってあちらから来てもらうのが通常です。

今回のそれはチョイとした部品でもありますし

走行にも影響がなく

方面に用事もありましたので

在庫を確認の上、出向きました。

 

案の定チョイチョイで済んでしまったのですが

出されたコーヒーなぞすすりながら

いつもの担当さんと

世間話なぞ楽しんでおりました。

いざ帰る段になりますと

担当さんが

「〇〇先生の車、定期点検の時期なのですけど」

と私に尋ねます。

 

私が紹介した医師のことです。

紹介者の私にまず知らせるところは

大層律儀と言いますか

奥ゆかしいですな。

 

その先生もこの世界は初めてらしく

ことある毎に私に聞いてきて

私がディラーに繋ぐ。

そんなことをやってました。

 

それを知っていたディラーも

同じく私を通して連絡していたのです。

年末の豪華カレンダーもそうでした。

 

私はそのディラーさんとの付き合いは

本当に長い。

景気の良い時はその会社の車は必ずあり

もう一台は他の趣味性の高い車。

そんな塩梅で関係が切れたことはなかった。

 

辞す時はみなさん一斉に

「ありがとうございました!」

ですから

こちらも

「お世話になりました!」

と大声。

丸で体育会系ですな。

 

それはともかく

「ああそうなのね」

「じゃさ、こう言いなよ」

「先生、点検ですけどいつ参りましょうか?」

「と有無を言わせず直接電話しな。」

と、私抜きで話をすることを半ば強要しました。

 

「いいんですかね?」

「ああ、当たり前の様にいつ行きましょうか?

こう言わなきゃダメよ。」

 

これには私流の意味があります。

 

自分が馴染みと認められ

大事にされていると当たり前ですが

そら嬉しいものであります。

 

新車から3年。

保証期間が終わった先生の車は

このメーカーさんの点検代は

クラスにもよりますが

そら高い。

 

私は「身もふたもない」のですから

当然、平然と値切りますけどね。

稀有なユーザーなのでありますよ。

 

そのメーカーさんから

「お馴染みさん」

と扱われ

ちゃんと自分の車を管理していてくれる。

これはお客としてはくすぐられます。

 

私が小商いをしていた時分

お客を送り出す時に

「〇〇さん、いつもありがとうございます」

 

名前覚えるのは当たり前ですが

「いつも」

これがキクことに気がついた。

 

今回の場合

「当たり前の様に」

 

がキモであることは

お察しの通りであります。

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