ビックカメラは秋葉原にはなかった。
意外でした。
ヨドバシカメラはアキバ駅の隣に
デカイ店構えてますから
当然、この広いアキバのどこかに
ビッグカメラはあるものばかりと
思っていましたが、
なかったのです。
ヤマダさんもLABI構えてますもんね。
まことに意外。
子会社のソフマップがあるから
アキバの専門性から
その出店を控えていたのでしょうか。
そのソフマップを大きく改装して
オープンさせるそうです。
元を正せば
ヤマダさんは「白物」からの出発。
ヨドバシさんとビッグさんは
銀塩写真からの出発。
カメラ以外のものに手を染めたのは
両者共に早かった。
一時、池袋のヤマダVSビック戦争の頃
ビックカメラさんは
なんでも扱い
メロンも売ってました。
その話はこの僻地にもすぐ届き
大層驚いたのを覚えています。
銀塩写真の頃は
私も業界人として明言できますが
「儲かる商売」でした。
その商売を基盤に流石に大きくなる会社の
司令塔は違う。
次の一手を着々と打って行ったのです。
AVの次はPCで勝負を続け、さらに白物。
でヤマダさんとの
三つ巴の時代に突入したのです。
いや、初めて商談で
ビックカメラの本社にお邪魔した時は
その規模に本当に驚きました。
それこそ「桁違い」。
その桁違いを三社、1代でお造りになって
今でも現役。
「勢い」ってのは怖いですね。
これも現代の情報伝達速度の賜物でしょう。
ビックカメラがアキバに出店する。
またアキバが変わって行くのでしょう。
メイド喫茶のメッカから
どう変わるのか非常に楽しみ。
しかし
思うのですが
箱の大きさを競い
三者で
期ごとの売り上げを争う時代は
そう長くはないのではなかろうかと。
もっと大きなライバルが
次々と出てきそうでありますよ。
Amazonに代表されるネット販売。
それぞれの会社は
その道に手を染めてはいますが
やっぱり見劣りします。
これまた伝達速度を利して
どんな会社が頭をもたげて来るのか
楽しみであります。
ところで
ヤマダ電機もビックカメラも発祥地は
群馬県高崎市。
ヤマダさんは東口にデカイ本社ビルを
建ててますが
ビックさんは西口のそれを畳んだ。
この差はなんでしょうかね。
画像は高崎のヤマダ本社さんです。