例えばiPhone。
新型が毎年秋に発売されます。
気になりますよね。
手に入れたとして
それが目を剥く程画期的かと言えば
そうでもない。
実用上、旧型でも十分。
でも「欲しい」。
身近な例で言えばスマホですが
例えば家、車、腕時計、服
数え上げられぬ程
物欲を掻き立てられる物が
世の中にはあります。
それらを仕事頑張って
買ったとします。
稼いでね。
経験的にも言える事ですが
それらって
手に入れた時は確かに嬉しい。
今は下火ですが
ブランド物なんかそうですよね。
さりげなく使ってるのが
カッコ良かったりして。
これは私だけかも知れませんが
手に入れて
しばらく経ちますと
次のが欲しくなるのです。
家とか車とか特にそうですね。
いきなり結論ですが
物を手に入れることでは
幸福感は満たされぬのです。
次への渇望が生まれます。
「欲しい」時は
何かにつけ
頭から離れない。
しかし
その欲望は次から次へと
「打ち止め」がありません。
金がない
「物」を買えぬ現状を悲観する。
それに敢然と「否」と言えぬ
自分が情けない。
いや、その状況を悲観する。
精神衛生上良くないですね。
人生も後半戦。
ここいらでいい加減に
そのあたりの思考を変えないと
くたばる時、
「あ〜面白かった」
とはならないでしょう。
では何をもって、
ニタッと笑ってくたばるのか。
人生観の問題ですな。
くたばる時
思い返す頭がまだあったとしたなら
何だろう?
思い出を彩ってくれた人達との
出会いと、それと共にあった時間?
思い出かな?
そう思い出は
「物」には代えられない。
何かを懸命にやった
頑張った自分の思い出かな。
とにかくですよ
目の前にあることを
懸命にやりましょうかね。
と自分に言い聞かせるw