自分に語りかける。
他人様にどんなにカッコよく見せていても
そして過去を飾り立てていたとしても
偽れないのは自分であります。
実は「小心者」で「嘘つき」で
それをハッキリ知っているのは自分。
自ら語ったカッコつけた過去を
あたかも本当の様に覚えこませていても
実はそれは偶然の産物で
「後付け」であることも
心落ち着けて静かに自分を見つめますと
自分史の合理を欠いていることも
わかっているのです。
ですが
それを刷り込んで
さらに自らを前に進める事は
私は決して悪いこととは思いません。
なぜなら
プロセスはどうあれ
結果は出ているのでありますから。
その過程を建設的に捉えるのに
躊躇はいらないのでありますよ。
逆にその人間の性
脳みその習性を利用して
「さらに前進」させる。
自らに話しかける。
その反復は、知らず知らずに
脳みその特性として
「自分はかくあるべき」
となっていくでありましょう。
そしてそのプランに
則った行動様式を生み出します。
さらに作り上げた「自分」も
強固になっていくでありましょう。
自分に話しかける。
実は大変恐ろしいことでもあります。
なぜなら
自分には嘘はつけない。
自分の身の丈を知った上で
「かくあるべき」
を刷り込んでいくのですから
これは怖い。
その一歩を踏み出すか否か。
でもその反復が
それからの自分を作り上げる。
一段高みを目指すなら
この習性は是非身につけなければいけない。
さらに他人様に言っちゃったら
こりゃもうやるっきゃないでしょう。
「言霊」ですよ。
「言霊」。
自分で自分をどう料理するか。
腕の見せ所であります。
ロクな過去を持たない
自分に言っているのでありますけどね(笑)