スティング
ポリスのメンバーにして、
今はなんと言いますか。
男優?ミュージシャン?
私が初めて銀幕でお目にかかったのは
確か
デューン。
邦題は「砂の惑星」
でしたか。
大変個性的な敵役で「ハマり役」。
光ってましたね。
この作品には
「Uボート」のユルゲン プロホノフさんも
出演されてました。
次に、大変シブい役で
Lock, Stock and Two Smoking Barrels
これは邦題もこのままでした。
ガイ リッチー監督のチョイと「ヒネった」作品。
彼の役所は、これまた随分シブかった。
バーのオーナーにして悪ガキの父親役。
この作品には後に私がハマった
トム ハンクスさん監督のTV映画
「バンド オブ ブラザーズ」
でデクスター フレッチャーさんも
ソープ役として出演されてました。
彼の映画を追っかけますと
懐かしい顔に再会できます。
ところで
本題ですが、
ポリス時代の彼の曲に
Every Breath You Take
「見つめていたい」
があります。
数あるこのバンドの曲の中では
一番好きであります。
メロディは単調に聞こえますが
少し哀愁が漂い
尚且つ力強い。
歌いながらベースを弾く
彼の姿が浮かびます。
YouTubeで現在は観れるし聴けますが
当時は想像するしかなかった。
拝見すると段々と歳を重ねた彼の姿の方が
若い時よりも
カッコ良く見えるのは不思議ですね。
声も実にシブい。
わたしゃ自慢じゃありませんが
語学が苦手。
洋楽を聴く時はメロディと雰囲気
それに「勢い」で聴いています。
以前は歌詞を追った頃もありましたが
訳したら
あまり大した内容のないものばかりで
ガッカリする事が多かったのでやめました。
ディランさんのは「難解すぎて」ですが。
ハードロックの絶叫を訳すると
「ハァ?」
となる事多しです。
で、この曲。
なぜか「癖」になります。
良く聴き込みますと
見事に「韻」を踏んでいる。
ワンフレーズ毎に韻を踏んでいる。
その韻の多さが単調に聴こえるメロディに
聴く人を引き込んでいるのです。
ついでに何十年かぶりに意味を取って見ました。
そしたら
「これは〜〜?!」
善意に取りますと「ひたむき」ですが、
普通に歌詞をそのまま取りますと
「エエ〜〜 ストーカーじゃん」
となります。
それもかなり強烈な。
どっちなんでしょうねぇ。
しかしですよ。
取り様によってはその「ヤバい」曲を
堂々とステージで歌い上げ
相当な印税もお稼ぎになった。
やっぱ世の中「いい男」には敵いませんなぁ。
と、シミジミ思う訳であります。
でも良い曲ですね。
アイキャッチはRollingStoneさんのです。
Danny Clinch for Rolling Stone