母の財布から思い出される我が家の暗黒の歴史。その4

これを書いていて

それは昨日の様に蘇り

今でも気持ちがザワつきます。

畏怖するのです。

現在の生活も何の前触れもなく

「いきなり壊れるのではないかと。」

 

一応問題は解決をしています。

私は「この一件」だけでも

今だに消化していませんけどね。

なのに

いきなり姿をくらます。

何だかわかりませんが

不吉な予感はしました。

実際職場で居心地が悪いのは当然。

私なら

私はそんな悪い事はしませんが

もし「した」と仮定すれば

その職場に留まる蛮勇はありません。

一応ケリはついているのですから

速攻、円満に

「自主退職」の道を選ぶでしょう。

しかしうちの母は

「一時の辛抱だから」

と彼女なりの訳のわからん理屈

と言いますか

彼女のわがままですかね。

「公務員」の職にこだわり

留めようとします。

彼の母親はどうかと申しますと

以前書きました様に

「されるがまま」

うちの母に委ねていたのです。

書き忘れていましたが

彼は片親。

それもあってうちの母は

「なおの事」

だったのかも知れません。

と言っても

子供もいる大の大人ですからね。

そこだけ考えても

彼への母の偏愛は度が過ぎています。

 

彼の家庭はどうだったのか。

ほとんど彼の稼ぎでまかない

奥さんの稼ぎは

彼女の裁量に任せていたそうです。

これまた

気の強い人である事は知ってはいましたが、

事が露呈した途端に子供を連れて別居。

程なく離婚用紙が配達され

当然彼は抗う事など出来る訳がない。

これまた彼女は速攻マンションを購入。

別預金があったのか

はたまたローンを組んだのか。

借り入れ起こすにしても

共済とかありますから

流石に公務員は強いですね。

とにかく、この一件にはノータッチで

離れて行きました。

彼と彼女の家庭の問題なのに

私の家まで母が巻き込む。

全くもって不可解。

私にとって「理不尽」の一言でした。

 

話戻して

事の発端は

と言いましても

「事」は充分起こっておりますが、

彼の母親からでした。

奥さんと子供がいなくなり息子はあのザマ。

広い家に独り。

さぞ心細かったでしょう。

そこへ電話が頻繁にかかってくる。

何の電話か?

 

支払いの督促。

 

突然消える理由が

突然わかりました。

借金です。

職場にも

当然かかってきていたでしょう。

残念ながら、その経験は有りませんが

その圧迫感、恐怖は相当なものである事は

容易に察しがつきます。

今は私は事業展開していませんから

借金こそありませんが

それでも万年金欠ですから

生活に必要な支払い日が近くなると

「あれ 残高足りてるかな?」

と不安に駆られ気もそぞろ。

仕事してても身が入らない位ですから。

それが借金の督促なんて

想像したくもありません。

恐ろしい。

 

余談ですが

特に税金はキツイですよね。

前年度で算定されてますから。

 

つづきます。

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