変化は確かに怖い。しかしそれは避けられぬ道。

とても小さな事ですが

職場に行きますと誰もいない。

お盆休みに入っていたのですね。

普段ならとっくに

ワイワイガヤガヤ

それが

シーンとして廊下も暗い。

エアコンも入っていないから

「ムッ」

としています。

私どももお盆休みを取りますが

日程がずれています。

わかっちゃいるけど

「普段」と違う事を

私は好みません。

大げさに言えば不安になるのです。

実際、その会社は「一時避難」で

私の所に来ているのですから

いずれ近いうちに

またいなくなるのは承知です。

いなくなってから以前に戻る。

これに慣れるのに

また相当な時間を要するでしょう。

「変わらない」

これは一番人間にとって安心できる事ではあります。

人類の歴史もそうですね。

社会が変革をする時は

相当なエネルギーなり

衝突が起きていた事は事実としてあります。

小さな出来事からそれを実感する次第。

特に震災後その傾向は顕著になった感があります。

その会社が私どもの所に来た時も

相当な違和感がありました。

数ヶ月のうちにそれが

「当たり前」

になっていたのですね。

周りを見渡すと

「変革」を求められている状況は多数。

一般の会社は大幅な経営改革を

求められるのは必然です。

産業構造そのものが

大きく動き出しているのですから。

一部上場で終身雇用の大会社が

数年もかからずにリストラの嵐。

そして外資に身売り。

このところ目立ちますよね。

何が原因なのか。

自ら「変革」をしなかった。

これに尽きます。

現在の情報伝達速度の速さは

「胡座」をかく事を

許してはくれません。

今をときめくIT企業でさえ目立つのは

成功事例ばかりで

その陰で「沈んで」行った会社は数知れません。

「サラリーマン」

この言葉に全ての「安定」を

求める時代は終わりつつあります。

「昨日まではそうでした」

「でも今はハローワークに通っています。」

そんな状況を

あちらこちらで見かける様になりました。

なんせ「お上」の肝いりで作った

ディスプレイ製造会社が今期は大幅赤字。

個人にそれが要求されない訳がない。

変化を恐れぬ強固な意志の形成。

それが今の私に求められているのです。

旧人類たる私が

「感傷」に浸っている間はないのです。

もう資金を借金で賄う事はしたくありません。

ではどんな生き残りの方法があるのか。

ITにおいて価値を作り出す。

今、この事を深く静かに考えております。

画像は「今日の」更新。

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