白い目で見られても無視されても良い。私は「正直」になりたい。

例えば

「こんな考えどう思います?」

と尋ねたとします。

普通だと

「良いんじゃないですか」

とか

「あ〜それ面白いですね」

とか。

もっとも尋ねる方としても

そう言った肯定的な答えを期待して話すのですけどね。

そこで

「そんなのどうでも良いじゃん」

とか

「全然。面白くないですね。」

とか返ってきたらどうでしょう。

長年の付き合いがある同級生とかでしたら

その様な答えでもイヤミには聞こえませんけどね。

何が言いたいのか。

普通の大人の知人関係でそれをやったらどうなるか。

私はそれをしたいのです。

大方の人は

「当たらず障らず」

でその場を切り抜け

良好とは言わないまでも関係が悪化するのを

なるべく避けるべく言葉を選び

悪しき印象を持たれぬ様会話を続行します。

本心を隠しつつ、

いや

尋ねられた事すら考えていない可能性すらあります。

女性の友人の買い物に付き合わされたとしましょう。

試着室から出てきた彼女に

「どう?似合う?」

とヒラリと一回りしながら聞かれて

見て感じたまま

「あら、随分品がないわね。下品に見える。」

いや

私が見てそう見えるのだから仕方がない。

そう言っても

「もぉ」

と言いながらでも、また試着する服を選びに行く。

それでも関係は良好である。

つまり

常に自分の気持ちに正直にありたく

そしてそれを意思として表しても関係が壊れない

いや

もし壊れたとしても

それはそこまでの関係だったと

スッパリ割り切れる人間像を切望しているのです。

相手に本来の私と言う人間を理解して頂きたい。

今まで随分それで「損」をして来た気がします。

「なぜあの時気持ちを正直に伝えなかったのか!」

相手の心証を悪くしないが為。

相手に良く思われたいと言う保身。

皆さんから良い人と思われたい一心。

そのために実損まで伴ってこれまで生きて来た様に思うのです。

良く良く考えれば

自分の心を解放し

正直にやって来ていたなら

こんな屈折した「根性」の持ち主にはなってなかったでしょう。

最近少し違ってきました。

少しですよ。

職場で懸命にPC使っていましたら

話しかけられました。

返事をしなかったそうです。

「人の話を聞いてないでしょう!?」

少し怒ってます。

聞こえたないのだから仕方がない。

「だってPC打っていたでしょ。聞こえなかったよ。」

言えたのです。

褒めて下さい。

小さな小さな自己改革でありました。

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