都知事の舛添さんが辞任を発表しました。
彼とは知り合いでもありませんし
特に思い入れはありません。
顔つき、物言いで判断するのは
申し訳ありませんが
どちらかと言うと好ましいタイプではありません。
ごめんなさい。
思いっきり誤解を恐れず
そして、あくまでも個人的な感想です。
今回の辞任劇には多少の違和感を持ちます。
まず発端が「重箱の隅」だった気がしてならないのです。
そりゃ「清廉潔白」な人が望ましいのは当たり前ですが
我々庶民でも「えっ?」と思える様な
内容、金額から始まりました。
もっとも私に取っては大金ですが。
それはともかく
これは自論ですが
外遊の際のファーストクラス。
これは私には違和感はありません。
世界的にも有名な都市の首長の外遊ですから
ファーストクラス、スイートでも
個人的には良いと思うのです。
他にも細々ありましたが
一々釈明しなければいけないものには思えませんでした。
それよりも都議会での与野党一致の不信任決議に
大層な疑問を持つのです。
彼の政治的な根回し、手腕は知りません。
ですが発端が発端だけに議会で
あれ程責められなければならない問題だったのか。
勿論、その事後処理、釈明は稚拙としか言い様がないにしろ
「余程、議会、政党に嫌われる何かがあったのでは」
とか
「狙いは違う所にあるのでは」
とか妙な勘ぐりを入れたくもなります。
それとも
「こりゃアカン」
と言われるような失策とか「暴走」の危険が
水面下であったのでしょうか。
当然話題は次の知事候補に移ると思いますが
現在それと思しき人たちの顔ぶれを見ると
「果たして?」
との思いが募るのです。
任期途中の降板はこれで二度続く事となります。
世界的にも有名な都市の首長がと思うと情けないですね。
こういった事案をマスコミから突きつけられた時、
前々回の都知事、石原さんだったらどう対処したでしょうか。
思いっきり想像がつきますし
懐かしいさと同時に笑みが漏れます。
画像は雨に煙る桜島。