震災後何日目だ? 「断捨離」が遅々と進まない。のだ。

現場です。
引き続き被害に遭った家の中を整理しています。

破損して危険なもの、例えばガラス製品
陶器等は幾重にも新聞紙で包み速攻処理しました。
家電にしても
落下した物は通電したら危険ですから同様です。

色々整理していると
過日書いた通り、思い出と共に
暫し時間を忘れさせる物との邂逅があります。
典型的な引っ越しの時に罹る「病」ですね。

それから今回整理していて気が付いたのですが、
「これオークション出したら結構いけるんじゃ。」
と思わせる物も多数ありました。

残念ながら、
面倒で今はその気になりませんけどね。

あの時はテンション高かったのですが
今はこの前いた様に段々と

「どよ〜ん」

です。

もう「片付け」には飽きました。

と、言うか気力が失せた。

なんでもかんでも捨てたくなります。

過日の地震は
合わせても何分もないでしょう。

しかし、長年かかって貯めた物や、
思い出の品
それをそのたった数分で
粉微塵にしてしまいました。

それどころか
その数分以前を取り戻す為に
これから先
どれだけの時間を必要とするか。

多分数年では無理でしょう。

数分と数年。

全然釣り合いませんね。

それ程自然の力の前での
人間の無力さを実感します。

いや、
実感させて頂きました。
「もう勘弁して下さい。」
なのです。

これを書いている間も
軽いジャブの様に揺れます。

ジャブを連打されたら
隙を突いて
弩級のストレートを食らうのでは。

そう思うとヒヤヒヤよ。

揺れても良い様に家財道具の
徹底したスリム化が望ましい。

とは思うのです。

じゃブー垂れないで
サッサと片付けなよ。

「備えよ常に」

ボーイスカウトで習ったじゃん。

表紙の画像は比較的少ないゴミの山。

ちょい先の山は日々高く大きくなっていますが
ここはそうでもない感じ。

「分別」もへちまもあったものじゃ。
こんな山が本当にあっちこっちに。

定点観測したら面白いかもです。

以上現場からでした。

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