タイトルが思いつかない「中国の話」。

先日中国人の友人の両親からお土産を頂いた。

とっくに帰る筈が
この震災で滞在が延びたそうな。

何度かお会いしているが
気の良いご夫婦である。

地震など縁のない地域にお住まいで
大変驚いたとの事。

ですよね。
私らも驚きましたもん。

「怖かった」と仰るので

「文革とどっちが怖かったですか?」

と、尋ねた所

間髪を入れず

「文革」

思わず笑っちゃいました。

そうですよね。

ありゃ日本で見聞しただけでも怖い。

色々お話しましたが、

made in Chinaについてのお話が面白かった。

まず服について。

日本で買う服もmade in China。

本国で買う服もmade in China。

でも日本で買うmade in Chinaの方が物が良いとの事。

まぁ現地法人が監督してるのですから

そりゃ日本基準のmade in Chinaですもんね。

で、昔々made in Japanもそうでしたよ。

国際的な評価は「パクリ」

国内に於いては「安かろう、悪かろう」でした。

とお話しました所、

じゃ何故日本製は良くなったのか?

とのお尋ね。

そりゃまず「真似」から入り

次に「本家」を抜く品質まで努力ですよ。

とお話しましたら、

大層お嘆きになり

中国では「儲かれば良い」

要約すると「拝金主義」ばかりとの事。

やっぱり日本人は勤勉である。

と結論されました。

そして「これから中国はどうなるのか?」

との質問。

これは誰にもわかりませんね。

でもお話を聞いていると

沿岸部と内陸部の格差は当たり前に
数字を挙げてご存知。

それに天安門で不穏な事があった事もご存知。

て事は、

現在はリアルタイムで
風通しが随分良くなっている印象です。

歴代の国家主席の評価もしっかりお持ちでした。

一般のかの国の方が
情報とそれに対する意見を述べられ、
そしてその評価を尋ねる。
正直驚きました。

私がお邪魔してお会いしていた方々は
体制側の人達ばかりでしたから。

この様な考えをお持ちの方が
国民の1割としても
人口は公称13億ですから
その数字は日本の人口を軽く超えます。

否、全ての事柄に日本の10倍。

恐るべしですね。

次に印度も控えています。

「どうする日本」

の1日でした

マル。

 

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