みんな大変なのさ。昇る飛行機雲に和む。

うちで講義をされていた先生からメールがあり
長崎の知人宅へ避難されているとの事。

まさか行きっぱなしにはならないでしょうね。

我が県を代表する「知性」の流失を危惧します。
早く此処が落ち着き、戻って来て欲しいものです。

「衣食足りて」

ですからまだまだ元通りとは行きませんね。

今日保険屋さんが訪ねて来ました。

調査は来週になるとの事。

その会社だけで数万の件数を抱えているそうです。

全国から調査員を出しても追いつかないと悲鳴でした。

損保最大手ですから仕方がありませんね。

「全壊」「半壊」「お印程度」

の三段階評価だそうです。

「全壊」で100%
「半壊」で50%
「まぁまぁ」で5%

の支払いだそうです。

結構アバウトですね。

熊本は地震の災害と縁がないと言われ
地震保険の料率も低かった。

で、加入者がそんなにいらっしゃるとは
思いませんでしたが、全県となると
やっぱり凄いですね。

保険屋さんも自身が被災しているのに
根性でお客さんのフォローをしています。

そう言えば
西部ガスの人たちもでした。

復旧作業を夜中までやってらっしゃいましたが、
終わってから今度は一軒一軒訪ね
各戸の確認作業をされてました。

我が家においでになった時
「実は我が家も」
の話しでしたが
自分の家は後回しで作業だそうです。

先日のお役所に電話した時と違い
夜中まで泥だらけ汗まみれの姿を見ると
愚痴の一つでも聞いてあげたくなるから不思議です。

その方が無傷で残った
大昔のアラジンストーブを見つけ
「おっこれは!」
と仰ったのにはびっくり。

「これ凄いですね」

と、おわかりの様子。

こっちまで嬉しくなりましたよ。

季節外れのストーブ談義に花が咲いたのであります。

一昨日の夕刻

飛行機雲がグングン東の空へ昇って行きます。

思わず「飛行機雲」を小さく口が歌い始めました。

今、どこへ行っても「まとも」な所はありません。

私はですが。

家もあの状態ですし

職場は形骸的には落ち着いた様に見えますが
これから先の仕事を考えますと
やっぱり落ち着きません。

「隣の芝生」ですかね。

「私だけ」と思うのは。

昇って行く飛行機雲を眺めながら
頭は空っぽ、しばし現実を忘れました。

とさ。

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