ローライ35T との邂逅。

家を失い
引っ越して来てだいぶ経つ。

一軒家からアパートだから
当然荷物が入りきれる訳がない。

それに、何時また引っ越しの
憂き目に会うかわからないので
取り敢えず使わない物は
まだ引っ越し屋さんの段ボールに入ったままである。

たまに探索してみると

「あ、こんなの持ってたんだ!」

と再会を喜び合うのである。

で、今回は

IMG_1193

ローライ35T

昔懐かしフィルムカメラ。

ちょいとマニアックなのですね。これが。

写りはいいですよ。

なんせ、形は小さくても「ローライ」ですから。

これはフィルム装填が

ちょいと男心をくすぐります。

裏蓋全体を「ガバッ」と引き出し

それからフィルム装填。

IMG_1196

ライカもかなりマニアックな装填方法ですね。

あれはフィルムの先端を斜めにカットして

入れてやると、割とすんなり入ります。

あれも裏蓋に「覗き窓」があったりして

くすぐるのです。

このローライはニコンFと全く同じ装填方法ですね。

Fは一眼レフですから幕に凹みを入れない様に

注意が必要です。

これはいきなり目ん玉ですから

それほど気をつけなくても宜しいかと。

でもね

これだけマニアックで、この小ささ。

男心を鷲掴み。

アクセサリーシューは下部に付いているんですよ。

ドイツ製の精密機械は、なぜか操作方法

質感、手触りが宜しいですね。

IMG_1195

以前のmade in japanもそうだった様な気がします。

先ほどのニコンFなどが良い例でしょうか。

それを使いやすくして市場を席巻して行ったのですが

代わりに「持つ喜び」が無くなったのは確かかと。

最近の日本製カメラは質感はさて置き

使い方が面倒ですね。

あれをカメラと認識するからよくない。

あれはPCの一種だと思えば納得できます。

そう言えば大昔ライカ圧勝の報道写真の世界で
何故ニコンが逆転したのか知ってますか?

そう、当たり。

ベトナム戦争だったのです。

過酷な環境で他社のカメラが次々倒れて行く中、
ニコンだけは過酷な戦場を取り続ける事が出来たのです。

それからニコン、「日本光学」は世界の Nikon。

「ナイコン」と発音する人が多かった。

おまけに「値引きなし」

これがまたブランドイメージを上げました。

現在はキャノン

Canonが主流っぽいですね。

「白レンズ」

高いですよね。

報道関係も今はキャノンが多い印象があります。

何故キャノンがここまで食いこめたのか

ご存知ですかぁ〜?w

「ローライ35T との邂逅。」への2件のフィードバック

  1. キャノン?なんでかなー?あの子たちは、シャッタースピードが速くて、無難に撮れると思った。
    ニコンは、重いよね。2台持ちすると胸の前でストラップがばってんになって苦しい。でも、良くも悪くも指示通りに写る。上手く撮るのは腕次第。そうそう。ニコンのF4持ってるけど、重くて連れて歩けない。

    1. 2台斜めがけ(想像ちう)
      マスコミみたいじゃん。
      色々事情はあったのね。
      以前のフィルム時代からのマウント変えられないとか。
      キャノンは早い時期から、思い切ってマウント変えてたのよ。
      で、レンズにモータ仕込んで動作早くしたり
      余分に電気接点設けて将来に備えていたのね。
      は、メーカーの事情。
      爆発的に伸びたのは湾岸戦争。
      あそこの砂は細かくて動作不良起こすカメラ続出。
      Canonはもともと合成樹脂で密閉度高く動いたのよね。
      当時はEOS1だったかな?

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