両親の介護

今、実家から帰って来ました。
週一の介護から。
週一で介護と言えるのかどうか疑問ですが。

父親は以前書いた通り施設です。
母はケアマネさんとか医師の話を総合して
施設には入れていません。
介護認定もまだ低いですから。

母と話していると「年寄り」と言う部分を
さっ引いても腹が立つ事が多いのです。
察するに、まだボケてはいないな。と。

下卑た話ですが
介護認定低い内は施設の使用料も安いのですがね。

が、一旦入れると
介護の度合いも進んで行くのはわかっています。
要するに「ボケ」が進行するのですね。
しかし、一人にしておくのは心配なのです。
ヘルパーさんは毎日、看護師は週一。
ドクターの往診もありますから
「生存確認」は大丈夫なんですけどね。

しかしそれにショートステイとデイサービスを組み合わせると
結構な値段になっている事もわかりました。

私も手元不如意ですから
週一の往復高速代、ガソリン代
母のわがままに使う金を合計すると
一回で結構な金額になります。
それを月に4回。
結構こたえます。

ホームドラマに出てくる母親が我が母なら
「おかあさまぁ〜」と
せっせっと通うのでしょうが。
ところがどっこい。
幼少期から私の人生人格常識を見事に歪めてくれた
張本人ですし16から一緒に暮らした事ないも〜ん。
と言って「知らん顔」出来るほど私は人間が出来ていない。

やっぱりなんだかんだと心配にはなります。

今日も母から昔話を振られましたが
一つ一つ本人の都合の良い様に話す話しを、
事実を突きつけながら潰してやりましたよ。

そしたら
「運命だから」
と曰われた。

いんや。
否。
違う。
あなたが選んだ道のお陰で
周りにどれ程の苦労迷惑をかけたか。

しかし私も子を持つ大人。
ここで怒ってはいけない。

「帰るから」

と告げましたところ

「これお土産に持って行きなさい」

と、先ほど母のたっての所望で買ってきた物を指差します。

「あんたが欲しいからと言って買い物してきたんだろうが!」

と、心の中で叫びつつ

「じゃね」

父は施設に着いた時はちょうどトイレでした。
出てきた父に私が来てる事を告げると
腕を支えてくれていた職員さんの手を振りほどき
私を正面に迎え

いきなり訳もなく
「どうもすいません」

なんなんだよ!

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