「熊本地震」カテゴリーアーカイブ

まさかの被災地体験。実体験から考えた事あれこれ。

ローライ35T との邂逅。

家を失い
引っ越して来てだいぶ経つ。

一軒家からアパートだから
当然荷物が入りきれる訳がない。

それに、何時また引っ越しの
憂き目に会うかわからないので
取り敢えず使わない物は
まだ引っ越し屋さんの段ボールに入ったままである。

たまに探索してみると

「あ、こんなの持ってたんだ!」

と再会を喜び合うのである。

で、今回は

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ローライ35T

昔懐かしフィルムカメラ。

ちょいとマニアックなのですね。これが。

写りはいいですよ。

なんせ、形は小さくても「ローライ」ですから。

これはフィルム装填が

ちょいと男心をくすぐります。

裏蓋全体を「ガバッ」と引き出し

それからフィルム装填。

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ライカもかなりマニアックな装填方法ですね。

あれはフィルムの先端を斜めにカットして

入れてやると、割とすんなり入ります。

あれも裏蓋に「覗き窓」があったりして

くすぐるのです。

このローライはニコンFと全く同じ装填方法ですね。

Fは一眼レフですから幕に凹みを入れない様に

注意が必要です。

これはいきなり目ん玉ですから

それほど気をつけなくても宜しいかと。

でもね

これだけマニアックで、この小ささ。

男心を鷲掴み。

アクセサリーシューは下部に付いているんですよ。

ドイツ製の精密機械は、なぜか操作方法

質感、手触りが宜しいですね。

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以前のmade in japanもそうだった様な気がします。

先ほどのニコンFなどが良い例でしょうか。

それを使いやすくして市場を席巻して行ったのですが

代わりに「持つ喜び」が無くなったのは確かかと。

最近の日本製カメラは質感はさて置き

使い方が面倒ですね。

あれをカメラと認識するからよくない。

あれはPCの一種だと思えば納得できます。

そう言えば大昔ライカ圧勝の報道写真の世界で
何故ニコンが逆転したのか知ってますか?

そう、当たり。

ベトナム戦争だったのです。

過酷な環境で他社のカメラが次々倒れて行く中、
ニコンだけは過酷な戦場を取り続ける事が出来たのです。

それからニコン、「日本光学」は世界の Nikon。

「ナイコン」と発音する人が多かった。

おまけに「値引きなし」

これがまたブランドイメージを上げました。

現在はキャノン

Canonが主流っぽいですね。

「白レンズ」

高いですよね。

報道関係も今はキャノンが多い印象があります。

何故キャノンがここまで食いこめたのか

ご存知ですかぁ〜?w