蜂楽饅頭を水俣本店で食べた。思い出も一緒に。

熊本市は上通りの「蜂楽饅頭」。

 

甘味処であります。

 

熊本市では「蜂楽饅頭」と言えば

すぐさま形状がわかりますが

これはご当地での認知度が高いから。

他府県では通じません。

 

で、解説をつけますと

東日本では「今川焼き」

であります。

西日本では「回転焼き」

とも言うアレです。

これ。

 

熊本市に高校2年の時お邪魔して

まだ友人とまではいきませんが

級友に連れられ

行った所が「蜂楽饅頭」。

 

「ん〜 こらまたw」

 

が最初の感想。

店頭で饅頭を焼いており

店内には簡素なテーブルと椅子があり

店頭で求め、そこで食べられる。

 

よく学校の裏手にある

学生相手の「小腹」満たす店の

マンマ雰囲気。

 

が、市内でも屈指の繁華街の

それも表通りにある

これまた不思議な雰囲気。

 

市内における人気は高く

今川焼きと言えば

即「蜂楽饅頭」を指します。

 

私の場合ですが

一個で十分。

 

小腹を通り越して

大腹少し手前まで満たしてくれます。

大変コスパが高い。

ゆえに学生には人気。

白餡と黒餡が選べまして

私は黒餡が好きでありました。

これね。

そして更にこの店には

夏場にはまた別の名物があります。

 

「コバルト」

 

さて何でしょう?

かき氷であります。

 

その名の通りコバルトブルーの

綺麗なかき氷。

名前の様なヤバイものは入っておりません。

綺麗なコバルトブルーのかき氷。

残念ながらここ数年食べておりませんから

味は忘れました。

し、画像もありません。

が、この組み合わせを食べた事のない

熊本市内の高校生は

まず皆無ではないでしょうか。

 

ところでこの蜂楽饅頭。

熊本市内のお店と思っておりましたが

実は違っていました。

 

本店は何とあの「水俣市」。

 

丁度機会がありましたから

マップ頼りに行って来ました。

 

熊本市内のお店の感覚で

「店内で食べられますか?」

と尋ねますと

ちゃんと用意してあります。

これまた熊本市内の店舗とは違い

レトロでも無いし

摩訶不思議な光景が展開されます。

 

店頭で

「黒ひとつと、コーヒーありますか?」

と尋ねますと

「後ろのケースからお好きなのをど〜ぞ」

と缶コーヒーを。

 

で、選んだ取り合わせが

これ

見事にレトロな組み合わせ。

UCCのミルクコーヒー。

最近見ないでしょ。

 

お昼を食べていませんでしたから

ペロリ。

超高カロリーの「昼飯」となりました。

これで200円。

安い!

 

ここの今川焼きは

生地がフワッとはしていません。

し、餡もサラッとはしていません。

言わばドカッと「重量級」。

ですから一個でも腹持ち十分でありまして

お買い得感も十分なのであります。

 

店頭の撮影をお許し下さったのですが

やっぱりこの光景は懐かしいですよね。

下町には何かしら店頭で調理している店が

あったものです。

十条銀座風味ね。

 

水俣市は世界的に有名な町。

 

Minamata

と書けば象徴的な意味を持ちます。

それは負の側面だけではなく

その負を正面から受け止め

根本的な公害問題の解決の

あらゆる分野での模索を始めさせ

結果

お上、大企業の論理をひっくり返した。

そして、その事後処理の

転換点としても象徴的な町でもあります。

 

原田正純先生を筆頭に

学究のみならず

人間としての良心から

地を這い血の滲んだ航跡には

誠に頭が下がります。

 

などに思いを馳せ散策しますと

ご多聞に漏れず

この地も過疎が進み

このお店を訪ねた日は見事な晴天でありましたが

人通りもまばらで

しかし何の感慨も持たず周りを見回すと

緑美しく

大きな川が静かに流れ

穏やかな海へと続く。

 

そこはかとなくレトロで

 

一度は訪ねて欲しい綺麗な町であります。

 

店頭をスマホで撮らせてもらっていますと

地元の方が

「白5個、黒5個」

と慣れた注文をされて行きます。

この饅頭はもはや

「今川焼き」ではなく

「蜂楽饅頭」以上でも以下でもないのです。

と、言いますか

当県に於きましては他を圧倒していますゆえ。

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