熊本地震はまだ全然終わっていない。

あの激震から2年。

 

一通り落ち着きを取り戻し

色んな再建計画が着々と進行している。

 

かの様に思えるが

実は違う。

 

昨日チト探し物があり

嘉島と言う熊本市から少し外れた所にある

イオンモールに行って来ました。

鹿児島のイオンモールは度々お邪魔してますが

熊本のそこでの買い物は随分久しぶり。

 

行ってびっくり。

まだ閉鎖中のスペースがあるじゃん。

で、駐車場には

まだコンテナで営業しているテナントも。

私は随分久しぶりだから

突然コンテナ店舗が出現すると

いきなり震災後数ヶ月にタイムスリップ。

 

来店の頻度が高い人は見慣れてて

何も感じなくなったのかな。

この光景

やっぱ異常ですよ。

 

マスコミでも震災の事は良く話題にするし

その象徴として

お城の再建計画を筆頭に

旧交通センター跡地の再開発。

それこそ

「これでもか」

の景気の良い話がこの市では出ている。

し、広い更地になって

クレーンが林立している場所もあります。

 

その実はどうなのか?

 

全国区ではとうに忘れられていますが

実は当地でも

言葉こそ「復旧」との掛け声は

盛んに飛び交いますが

なんだかその言葉

中身が無くて空虚。

で、我々当地の住人も

当時の恐怖を忘れている様な気がする。

 

久しく民放は見ないが

流石に最近のNHKは

「観れる」番組が少なく

「冗談ではない」時は民放を鑑賞する。

 

まず気がついた事。

季節柄の商品のCM

例えばビールであるとか。

各社競争だから

そら凄いなと。

流石に民放。

CMの量は半端ではない。

 

ゴールデン帯が過ぎると

ご当地の会社のCMが流れるが

その中で抜きん出て目につくのが

ハウスメーカーさんのそれである。

つまりそれだけ需要があると。

 

そらそうよね。

並の大人だったら「家」は夢ですものね。

地元のハウスメーカーさんが

ターゲットにしてるのは

震災で家を失った方だけではないのよね。

あちこちで目にする新築のお家

建築中のお家。

それらを観て

血が騒いじゃった人もターゲット。

 

なんだか便乗して儲けている様で

ハウスメーカーのCMが流れる度に

「ケッ!」

と感じてしまうのは

私の根性が曲がっているから?

 

なんだかさ

錦の御旗の様に

 

「がんばろう!」

 

と行政もCMの民間会社も言ってるけど

それって「きっかけ」にしてませんか?

 

この震災特需で稼いだところは

そら綺麗なCM流せるでしょうけど

アレをきっかけに

稼ぎ失っちゃった人も多いし

人生変わっちゃった人も多いのよね。

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