迷惑メールが増えた。
ことは以前書いたが
それが盛大になってきている。
どこからアドレスが漏れたのかは
未だにわからないし
これだけ増えると
流石にフォルダーをすり抜けて
受信箱に収まる厄介な輩も増えて来た。
アドレスを変えようかとも考えたが
何しろ長年使ってきたアドレスの1つである。
色々な所に登録してあり
その変更届けも何処へ幾つ出して良いものか
判断がつかぬ。
先日、博多に行ったことは書いたが
その日はPCを開かずじまいだった。
そしてその翌日
メーラーを開いてビックリ。
迷惑メールに振り分けられた数、
軽く500を超えていた。
休日前の駆け込み発信が多かったのであろう。
まともな受信フォルダーを読むにしても
相当な時間を要する。
それはまだ良いとして
迷惑フォルダーの中に
間違えて「マトモ」なメールも
稀に振り分けられることがあるから
一応ザッと目を通さぬ訳にはいかない。
アッと言う間に時間が過ぎてゆく。
実に勿体ないのである。
ところで散々迷惑メールを見てきたが
それはそれで題名とか内容が
少しずつ変化して行っているのが
見て取れる。
多分、他の業者に私のアドレスが
移って行っているのであろう。
以前はタイトルに
「母です!」
とか
「お父さんが嫌いなわけじゃないんです!」
とか
親族を装ったものが散見され
家庭環境を突いたものが多かった。
つい最近は
「は?」
と、何かやましいことを抱えている良人に
脅しとは言わないが
心当たりを呼び覚ます
これまた微妙に男性心理を突いたものが
増えつつある。
一応笑えるけど
心当たりのある方は
心配のあまり開く可能性も否定できない。
実に滑稽であるが。
そして
これなど
SNSで問題になってる「なりすまし」を
テーマにしており
とか現代ならでのはものである。
で、私の様に
テキトーに生きている人は別として
人生、真摯に生きていらっしゃる方は
ひょっとして真に受け
「こらすぐ対処せなアカン!」
で、思わず開いてしまうかも。
である。
この手のネット社会の仕組みを逆手に取った
メールも増えつつある。
それとチョイ前までは仮想通貨の
儲け話をタイトルにしたものが多かったが
今は少し下火になっている様子。
確かに迷惑メールではある。
長年ネットやってると
それが分別できて読みはしないし
例え開いたとしても
対処法はわかる。
膨大な量の迷惑メールであるが
そのタイトルの変遷を眺めていると
結構面白いのである。
見事に時代を反映していて
人の心理を突いたタイトルを
よくぞ考えるものである。
立場を変えると
どんなタイトルをつけると
相手が開いてくれるか?
それを必死で考えるであろう。
その過程においては
多分、悪い事をこれからやろうと言う
意識は希薄で
真剣に真摯に心理を突く文言を
必死で考えているのである。
結構、真面目で頭良いじゃん。
と感想するのであるよ。