「なぜストーンズが好きなのか?」と息子に尋ねられ窮した件。

まだ息子は東京から帰って来ていませんが

その彼が卒業式から試験に向かうまで

ちょいの間でしたが

我が家で、のたくってました。

 

家に子供がいるなんて

 

滅多にないことでありますから

どう接したものか多少は悩むのでありますが

しかし、家に帰ると子供がいる。

これはなかなか良いものであります。

 

一応受験生ですから

話の内容としては

受験物はなるべく避けておりました。

 

勉強方法とかなんだかんだ言っても

受験するのは所詮彼でありまして

外野がヤイノヤイノ言っても

当然現状には則してない訳で

それに我々の頃とは内容も相当違っています。

 

と、言うところで

 

夜彼と話す事と言いましたら

日常の学校生活の事であったり、

 

彼らは下宿生でありまして

私生活も同級生と一緒でしたから

そら仰天ビックリの事件も多々あります。

親、と言いますか

大人が聞きますと。

 

彼らにはフツーだったらしいのですが。

 

それがまた面白く聞き始めると

尽きることがないのであります。

 

それから音楽。

 

幸いなるかな

彼は邦楽、Jpopも聴きますが

洋楽、Rockも好きでありますよ。

 

私はまだ現役で聴いております。

昔は好みのバンド聴くのに

そら随分と苦労したのでありますが

今はネットなるものが

瞬時にその難題を解決してくれてます。

 

で、ある晩

彼が唐突に聞きました。

 

「なんでストーンズが好きなの?」

 

う〜む

なんでやろ?

 

と、言いますか

彼が私がストーンズを好んでいる事を

知っていたのには多少驚きましたが

長年「息子」やってりゃ

そりゃ気がつきますわな。

 

幼稚園へ向かう車の中で

スタジオ録音盤のJumpin’ Jack Flash。

出だしのミックの one two の掛け声を

やらせていましたもの。

それが不思議なことに

何度かやっていますと

掛け声のタイミングがピッタリ会うのですよ。

 

それはともかく

改めて聞かれまして

胸に手を当てて考えますが

何がきっかけで

なんで今も好きなのか。

わからないのですよ。

気が付いた時にはCome on聴いてましたもの。

 

まだレコード

それもシングルのTell meのカバー写真

覚えています。

流石にそれは現在どこにあるのか

行方不明でありますが

アルバムを買い始めてからは

全てのアルバムはまだ保存しています。

レコードがほとんどですけどね。

 

で、なんで好きなのか。

 

一番は長く続いている安心感でしょうか。

振り向けばいつもそこにいる。

そんな安心感。

 

次に「ゆるい」ところ?

彼らの曲は全て「ゆるい」。

 

ギターに突出したバンド

ギチギチのブルースバンド

聴いてる間息のできないメタル。

 

それらと違い

一応出自はブルースバンドで

演歌っぽく口ずさむ事もできる。

 

そこら辺でしょうか。

 

あとその時代の若人を象徴するファッション。

キースなんて最高でしたもの。

今でもあの年で、あのプレイ。

ヤンチャですなぁ。

 

と、まぁ

そこら辺を軽く説明したのですが

 

息子、答えて曰く

 

「歌詞笑っちゃうじゃん」

 

いや

確かにそうよ。

そこら辺、わかんないかなぁ。

フィーリングよフィーリング。

まぁロックバンドが

Blow away dandelion〜♪

 

確かに笑えますよね。

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