「インスタ映え」は願望を可視化するツール。

「インスタ映え」

 

インスタグラムにアップする画像をめぐり

相当数の方が腐心する毎日。

 

私は使ってはいますが

ネタがないからアップできない。

 

拝見するに

みなさん良い暮らしをしてらっしゃる。

 

と、思ってしまう。

 

のよ。

 

貧乏人の私としては。

 

でもさ、良く拝見すると

 

「これって撮り方?」

「加工の仕方?」

て、思えるものもチラホラ。

 

さらに考えるに

「これって撮り溜め?」

 

だって毎日豪華な食事

優雅な旅行

そりゃやってる方もおいででしょうが

どうも様子が違う。

 

じゃなぜそこまでして上げるのか?

これ昔からあった人間の願望の可視化?

 

そう思えてくるのですよ。

他人に良く見られたい。

羨ましがられたい。

そんな欲望は時代を問わずありました。

「身の丈に合わない」ことね。

 

ちょいと前までは

車とか時計とか服とか。

高級車にお乗りの方が

実はローン組んで六畳程のワンルーム。

 

てなことは結構あった気がします。

まぁローン組めるから大したものではありますが

その実、支払いがキツキツで

一人カップ麺すすってるとか。

 

腕時計もそうですな。

服も。

カードで服を買いまくり

支払いを分割とか

結構あった気がします。

ローンで服買うこと自体がおかしい。

と気がつかない方がおかしい。

 

まぁ価値観の相違ですから

小人の私が言うことではありませんが。

 

ところで

今日のお題の「インスタ」

 

現在、世の物欲は治りつつあり

お店も多少影響受けている様子。

まぁこれだけデフレが続けば

景気も悪くなるのは当然でして

金融機関も貸し出しがままならず

利ざやが抜けず

規模の縮小にかかっているのであります。

 

世の習いとして

価値観は多少なりとも移動するのでありまして

現在は

ネット。

 

そこでは

「やりたい放題」

が待っているのでありますよ。

ネットでの評価が現在のステイタス。

 

ハートマーク欲しさに

フォロワー欲しさに

煌びやかな画像がそれこそ「山」の様。

 

これ、本当に実生活なの?

と思わず聞きたくなる方もおいでですよ。

「この独身女性、年収二千万は軽いよね。」

との感想を持ちます。

根性悪の貧乏人としては。

 

だってさ

旨そうなものばっかじゃん。

豪華なものばっかじゃん。

良いものばっか持ってるじゃん。

そらひがむよ。

 

テレビも

「今日ネットで話題の」

とかやるもんだから

余計に拍車がかかります。

 

テレビがネットを取り上げてどうする。

ライバルだろうが。

平等に24時間しかないんだからさ

その貴重な時間をネットに食われてるんだぜ。

 

すいません

つい興奮して。

 

話戻して

「百聞は」

で画像を上げることで

自分を作り上げることが流行りの様ですが

 

所詮は「虚像」の一人歩き。

 

実体は当の本人が一番良くご存知のはず。

「その虚しさに気づけよ」

と言いたいところですが

現在はネットの隆盛による過渡期。

このシステムをお考えになり

実物のお金を沢山お稼ぎになった方を

 

「天晴れ!」

 

と申し上げるしかありませんな。

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