電子辞書盗難事件。

子供の電子辞書が盗難にあった。

 

授業が終わり机に出しっぱなしの2〜3分。

忽然と消えた。

 

始めは

「あれ?何処かにしまっちゃったか?」

と探したらしいのだが

やっぱりない。

 

で、担任に報告。

大騒ぎになるかと思いきや

結構、水面下では

その手の盗難が最近頻発しているらしい。

 

説明を聞いて

「そうか!」

「実はな」

と話してくれたらしい。

実に嘆かわしいのである。

 

私らが高校の時分には

辞書と言えば

分厚いそれであり

電子化されたものが学校公認で使える

そのことに隔世の感を覚える。

 

それはともかく

彼の通う学校は

私立であり

結構、

いや保護者を見ているに

俗に言う

「金持ち」が多い。

少なくとも私らよりは

数段上のそれである。

 

の、子供が「人の物に手をかける」。

 

どうにも合点がいかぬ。

彼の学年は建物の一階に位置し

下の学年も教室前の廊下を頻繁に往来する。

多分、廊下からチラ見して

「ホイ」と懐にしまったのであろう。

 

状況から

また心情から

同級生のはずはない。

と、思うし思いたい。

 

が、しかし

学年が学年であるし

辞書なしでは不都合アリアリであるから

すぐに手当はした。

家内が。

 

そして彼女は

保険に加入していることを思い出し

連絡すると

すぐに書類を送ってきた。

 

必要事項に学校の責任者の署名が必要である。

お願いすると

あっさり記入して送られてきた。

それはありがたいのであるが

しかし

「あっさり」がどうしても私的には

納得がいかぬ。

それだけ事件が多いことを物語っている様で

何とも言い難い気分にさせる。

 

しかし、いくら電子と言えど

「辞書」である。

家内も家内でそれを保険請求するものなのか。

これまた合点がいかぬ。

 

「いいじゃん。何千円かでしょ」

 

と問えば

 

「何言ってるのよ!」

 

これまた私がアホの様に叱られた。

「ちょっと型番言うから検索かけて」

と言われて.comを開いてビックリ。

 

「た、高い!」

 

辞書と言えば「紙」であり

たかがそれをバッタもんのゲーム機に

置き換えただけじゃん。

と考えていた私が世間知らずでした。

 

でも考えて見ればそうよね。

広辞苑から高めの英和、和英

漢字から国語辞典etcetc。。

その著作権まで含めりゃ納得かな。

 

しかし

今日は「しかし」が多いな。

 

でも、しかし

お坊ちゃんたちが通う学校で

盗難とはねぇ。

 

親に言えば

それこそ

何でも買ってくれそうなのだが。

どうにも納得がいかぬ。

 

子は親を写す鏡とか。

 

勉強はできてお金持っていても

お馬鹿な親が多いと言う事なのだろう。

 

実に嘆かわしい。

 

アイキャッチはカシオさんのHPです。

「電子辞書盗難事件。」への2件のフィードバック

  1. もしかしたら
    事件を起こして大人に構って欲しい
    精神的に満たされていない生徒が
    富裕層のご子息には多いのかもしれません

    どの環境においても
    自己管理は大切ですね

    1. こんにちは。
      駄文お読みいただきありがとうございます。

      そっすねぇ。

      親があまり構わないのかしら。
      たまに行事で行きますけど
      会話で盛り上がっている親子さんが結構いらっしゃいます。
      我が身を振り返ると
      「構わないで!」
      だったのでな〜んとなく違和感はありますね。

      回転は速いけど短絡的な子供さんが
      最近巷には増えて来ている感じはしますね。

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