レスポール69年式を使うマコちゃん。実は借り物だった?

まず鮎川誠さんをググってください。

 

シーナ&ロケッツのマコちゃん。

現在のロックシーンで

ギタリストの彼を知らなきゃ

「モグリ」です。

 

彼の画像には必ずボデイの塗装が剥げた

気合い?

年季の入った黒のギブソンのレスポールが

写っているはずです。

 

これは1969年製造の本物。

現行版とは比べものにならない位の

作りの良さであります。

 

稀にビンテージ物が出て来て

販売はされますが

多分腰抜かすプライスが付いているかと。

 

そのレスポール、

私が初めて彼が使っているステージは

確か73年頃の博多にある大学祭でのことでした。

 

それまで練習とパワーハウスと言うライブ喫茶?

でしか見たことはありませんでしたが

確かその当時はヤマハ福岡の提供による

ヤマハSGが主だった気がします。

 

Wカッタウェイのあれね。

このソリッドも有名で

後年、高中正義さんも良く使っています。

音は私も好みです。

 

当時はまだサンハウスがイケイケだった頃で

と言っても

ロックと言えばまだ「日陰者」だった時代で

照和出身の陽水さんとか

チューリップの財津さんとは大違い。

モロ「日陰者」でした。

 

しかしそのパワーと執念はすごかった。

 

バンドの名前もブルース歌手の

サン ハウスからつけた位ですから。

 

ところで

話戻してレスポール。

先日YouTube見てましたら

面白い談話が出てました。

 

マコちゃんが使っているそれ

元々は友人が買った物だったとか。

それを聞きつけ

「貸してくれ〜」

でステージやってたそうです。

 

後にその友人が飽きて

マコちゃんがそれを聞きつけ

譲ってもらったのが

ずっと後年の78年。

 

てことは

先ほどの学園祭の時

彼が真っ黒のレスポール引っさげて

ステージに上がったのを見て

「あれ レスポールじゃん!?」

「ついに買ったのね」

と多少驚いたのを覚えています。

真っサラのピッカピカ。

テラと光っていたのを

昨日の様に覚えています

実はあれはまだ「借り物」だったのですな。

 

それから幾星霜。

 

サンハウスも解散し

奥さんの悦子さんと

シーナ&ロケッツを結成し

走り続けたのですが

彼のレスポール

ネックがウネウネと波打ってます。

 

良く使うコードのところが

年季入りすぎて凹んでいるのですね。

そんなの初めて見ました。

 

そら私より随分年上ですが

あの年になっても思い込んだら

ロック真っしぐら。

ギターも「これ」と決めたら使い倒す。

奥さんとも亡くなるまで「オシドリ」で

ロックしてました。

そいで下北に随分長いこと住んでますが

いまだにバリバリの久留米弁。

 

この男、半端じゃありませんね。

 

あのピッカピカのレスポールの

現在の姿が物語っています。

 

アイキャッチは

シーナ&ロケッツさんのHPです。

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