桜 日本人の美意識の代表格。

やっぱ定められたものではないにしろ

我が国を代表する花としては桜ですね。

 

時代によって、

その花は散り際の形容を

利用された過去もありますが

意味合いはともかく

姿も良いのでありますが

見事に咲き誇り

あたりを照らし

そして一斉に吹雪の如く散ってゆく。

 

花のみならず

その流れに美意識を持ち

また繊細な感性を

古びとから持ち続けられたことを

少し誇らしく感じます。

 

季節も良し。

まず日本の花の代表格に挙げることに

異論を挟む人は少ないでありましょう。

 

子供が入学した5年前

記念のクラス写真の背景には

咲き誇る桜が左上から

下がっておりました。

この桜ではありません。

それから毎年春休み明けには

子供を送って

高校1年までは学内の寮でしたが、

参りますと必ず桜とご面会でありました。

昨年から寮を出ていますが

必ず校内で桜見物。

やっぱり

個人的には白より桃色が好みです。

 

それはともかく

もう5回目であります。

 

ハタと気がついたのでありますが

来年は春休みがない。

当たり前ですよね。

今年高3ですから。

子供は私学でありまして

公立より卒業式が早い。

てことは

来年は校内の咲く桜を見ることが叶わぬ。

 

「今年がここの桜は最後か」

 

ゆく春

咲き誇る桜

これが最後

 

俄然、感傷的になるのであります。

 

時は夕暮れ。

黄昏かかる紺碧の空。

何故か多い飛行機雲。

この風景は来年はないのであります。

 

と、言いますか

今年も行事で

何度か学校に参ると思うのですが

その度に思うのでありましょう。

「ああ、これも今年が最後か」

と。

 

親って(笑)

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