熊本はちょいと揺れただけで大ごとであります。その2

実家に着いたはいいけれど

時間がない。

 

とりあえず、彼女の生存に必要な

お金の手当をしに銀行と数カ所へ。

それから彼女が欲しがるであろう物を買って

実家に行く事としました。

 

銀行に行きますと

「あら、今日は遅いんですね。」

「ええ 地震で高速が使えない場所があり伝伝。」

 

それから日頃の様子を伺いに

ヘルパーさんの拠点へ。

話終わって買い物済ませ

やっと実家。

 

早速彼女の財布をチェック。

 

「あれ?」

減っています。

「何に使ったの?」

彼女には一切お金を

払わなくて良い様にしています。

 

どうも要領を得ない。

悪い予感が的中していません様に。

 

と思いつつ、しばし談笑。

と言っても

相手が年寄りですから

聞き手、

もしくは「肯定」しかしない様

心がけていますけどね。

 

エンドレスのコントを

今日は続ける訳には行来ません。

とにかく時間がない。

 

高速道路のせいですな。

 

それから親父のいる施設に。

担当さんと責任者さんとお話を伺い

全く変わりがないことをお話頂き

差し入れを渡し、本人に会うと

ウツラウツラ。

 

まぁ病気が病気だし

年ですから。

 

ケアマネさんから母の状態も異常なしと

報告をもらい安堵したのであります。

 

看護師、医師、ヘルパーさんの報告を

一元化できるのは誠にありがたい。

良く世間で騒がれている

「どうすりゃいいのさ!」

がない事に感謝であります。

 

そして一旦実家に戻り

帰る旨伝えたのでありますが

「気をつけてさるきなさいよ。」

(熊本弁です)

「あなたもね。」

と言いましても

「さるけない」事はわかっているのですが

一応儀礼です。

 

で帰りの高速へ一目散。

これがまた

開通はしています。

がメチャ混み。

img_3006

駐車場と化していました。

ジリジリと進みますと

ついに片側一車線のみの通行となりました。

 

お陰で先の震災の凄さを

目の当たりにする事ができました。

img_3011

こりゃ高速を跨ぐ橋が落ちた跡ですね。

橋脚ですな。

分厚いコンクリートですが

その破壊力たるや凄まじい。

 

人的被害がその災害に比して

幸いにも

少なかった事に驚きます。

 

日がとっくに落ちても

渋滞は解消されません。

img_30132

私は途中のインターで降りるのですが

この先もまだ走らなければ行けない方は

誠にお気の毒であります。

 

しかし

二度に渡る震災の被害は

目に見える部分だけではなく

あらゆる所で、

その強度に限界をもたらしている事は

確かです。

 

高速もそうですね。

「一応」通行できる様にはなっていますが

至る所「つぎはぎ」だらけで

俗に言う「対処療法」ですね。

 

でも日常を取り戻すには仕方がない。

朝、起きた震度4で

どうにか保っていた

強度が限界を迎える。

そんな箇所が沢山。

 

「また何時揺れるのか?!」

そんな心配が最近また付き纏います。

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