ペンは剣よりも強くあって欲しい。英国議員の事件に思う。

イギリスの下院議員ジョー コックスさんが凶弾に倒れました。

私はイギリスの議会制度は良く存じませんが

事件に巻き込まれる所を見ると

影響力のあった方なのでしょう。

サッカーのフーリガンでも有名な国ではありますが

まさかの出来事です。

論じる事なく力で相手を倒す。

恥ずべき事ですね。

我が国でも、思い返えせば結構ありました。

岸信介さんも襲われましたし

ショッキングな写真でいつまで経っても

風化しない浅沼稲次郎さん。

大戦前ですと

2.26事件もそうです。

アメリカに目を転じると

時の大統領ケネディさんも凶弾に倒れました。

政治家ではありませんが

大変影響力のあったキング牧師も。

大昔はリンカーンさんもですね。

なぜ凶行が後を絶たないのか。

短絡的には時流の流れを作り出していると思しき

中心人物を亡き者にして、

その流れを止める。

流れには逆らえない現状を

一時的にせよ停滞させる。

もしくは支持者に恐怖を植え付ける。

他にも色々な理由なり動機があるのかも知れませんが

そちらの社会心理学は門外漢故、

よくわかりません。

社会全体でそれを行った過去も世界にはあります。

アドルフでありスターリンですね。

しかしそれとても

時代の、この場合「浄化作用」でも言うのでしょうか。

時代によって「正義」は少し意味が違ってきているのでしょうが

「正常」な状態に戻ろうとする力が働く様です。

極力論戦なり諭し納得の上、決着を見たいものです。

それを言葉に顕したのが

某中高一貫校の校章にもある

「ペンは剣よりも強し」

不適切な方法で行われた行為は時間の流れにと共に

必ず自浄作用が働きます。

その長さはまちまちですが。

なのですが、やられちゃったらお終いでして

なるべく、と言うよりは

断固根絶しなければいけません。

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