腕時計が好きな事は以前書きました。
ですから時計に関する色々なサイトも見ます。
見ていて気がついた事が一つ。
年代によっての区分。
現行版
中古版
クラシック
と分けられている事がほとんど。
同じシリーズでです。
主にロレックスなのですが
特に気になるのが「クラシック」。
現在私が主に使用しているのは
1990年に求めた16613。
他にも色々あったのですが
金欠やらなんやかやで、
これと家に転がっていた
見事にプレーンな1018を使っています。
どうしても手放せない「愛着」があったのでしょう。
自分ではそれが「クラシック」との意識はありません。
だって、買ってからずーっとしてますもん。
1018は自分で買ったものではありませんが。
親父殿ですね。
何せベルトがこれですから。
同じ様に年を重ねたと言う事は
私も「クラシック」。
否定はできませんね。
圧倒的に残りの人生の方が短い。
でも思うのですよ。
父がしていた時計。
私が中学の頃
車に置き忘れて盗まれましたが
それは亡くなった叔父から譲り受けたもの。
元来、時計とはそうやって
受け継いで行くものと特別な意識もなく
思っていました。
確かに現在売っているものの方が
材質も良いし色々な所が改良され、
性能も良いのはわかっています。
でもそんな事はどうでも良いのです。
「愛着」という単語だけでは片付けられないなと。
これらの時計を息子がしてくれるかどうか
それはわかりませんが。
オーヘンリーの「賢者の贈り物」。
新品ではなくとも
心を込める気持ちは時代を超えます。
その様な感覚を持つ時代、
風潮になって欲しい。