今は製造していないが
これが結構良いランタンでした。
いつまでも「少年」の心を
何処かに持ってる男性には。
まず、その質感が大変よろしい。
ガンダムよろしくオール金属製。
出来上がりに比して、その構成部品は
コンパクトにケースに納まっています。
逆に納める時は「儀式」の如く
方向、順序を守らねば納まりません。
組み立ても、また楽し。
ちゃんとタンクの位置決めをしないと
ノズルがタンクの口迄は届きません。
コールマンと違い
手順を忘れる事多しです。
ちょと面倒なのもよろしい。
優越感ですね。
いや、自己満足です。
出来上がりはタンクを横に、
その上に跨った乗馬の様相。
これがまた奇異で男心をくすぐったのです。
タンクにパンパンに空気を送り込み
点火。
勢い良く炎が上がり
落ち着いた所でrunにバルブを切り換える。
まぁこれが明るいのです。
メッチャ
最大の利点は車に詰め込む時
横に出来るのです。
タンク別体型ですから。
コールマンは横に積むには
抵抗ありますね。
ケースも立て前提で成形されてますし。
残念ながら昨年手放しました。
オークションですね。
流石スノーピークの廃番。
せり上がって
やがて定価の倍以上どころか
異常な落札値でした。
何故手放したのか。
理由は簡単。
ほとんど使ってなかったのです。
部屋で組み立てを楽しみ
点火して楽しむ。
には、適してます。
そう言えば
五木寛之さんのエッセイ集に
「雨の日は車をみがいて」
がありましたね。
何故使ってなかったのか。
うるさいのです。
燃焼音が。
使ってビックリ。
半端じゃありませんでした。
そのまま仕舞っておいたら
パッキンとか劣化しますからね。
もう子供は高校生。
今、寮生で、そのまま東京でしょうから
一緒にキャンプする事も無いでしょう。
最低限残してこれからも処分して行く積りです。