山岳部 モロ体育会の 1

大学に入ると猛烈なクラブの勧誘合戦がありますね。
当時の私のクラブ感は高校と同じ程度に考えてました。
ちょっとユルい感じですかね。

色々勧誘受けましたが高校と違い、
そりゃまぁ沢山のクラブがある訳です。
上級生の女性から声掛けられればその気になったり、
年中お祭りやってる様な所にも「つい」とか。
まぁ勧誘合戦そのものが「お祭り」の様相でしたけど。

そんな中、
結構真面目そうなクラブが並んでいる所がありました。
いや
勧誘の仕方も至極まとも。
2年生の真面目そうな方から熱心に話を聞きまして
今までの私には縁もゆかりもないクラブに入る事にしたのです。

「体育会 山岳部」

その「体育会」つーのが後で「トンデモナイ」と
気がついた時は後の祭。

学校から公認されて活動費を支給されている
運動系のクラブが「体育会」と呼ばれます。
「サークル」とか「同好会」とはチョイと
いや、大分様子が違っていました。

親に電話しましたが、父がそれを聞いて
「おまえ〜!」と絶句したのを覚えています。
父も六大学の体育会出身でした。
父の時代はもっと「トンデモナイ」だったのでしょう。

入部したら「お客さん」扱いはすぐ終わり。
しかし正式には二年にならないと正部員とはなれません。
当時は正部員にならないと学ラン着用は認められませんでした。
私の大学ではでしたが。
言い忘れましたが「体育会」は学ラン着用です。
それは現在も各大学の「体育会」系はそうでしょう。

まず先輩に返す返事は「オス」と「ごっつあんです」だけ。
先輩に何言われても「オス」
殴られて「ごっつあんです」
これも言い忘れましたが、良く叩かれました。
体に上下関係を刷り込まれます。

一年 バイキン
二年 雑巾
三年 人間
四年 天皇

この世界に入ってしまったのですね。

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