コスモグラフ　デイトナ
今結構な値段で取引されています。
大昔は他のスポーツモデルと大差ない値段だったのですよ。

その当時の仕事の前にはしがないサラリーマンをしていました。
それについては後述しますが、
事業を始めるまでは、しがないサラリーマンでした。
当時からくだんの老舗時計屋さんには出入りしていて、
当時はまだ専務だった後継の社長さんに
可愛がってもらってました。
ロレックスにやたら詳しくなったのもそのせいです。
その縁で私が開業してからも、
心配して良く来てくれていたのです。

何度かロレックスを買ってる内に
デイトナを持って来られたのです。
「あれ　これ見たことあるなぁ」
が第一印象でした。
そう博多のJ君がしていたものですね。
「ああ　これだったのかぁ」
と白い文字盤のそれを懐かしさもあり求めました。

でも、正直私の腕にすると、どうもしっくり来ない。
他人からどう見えるのかは関係ありません。
どうも私の腕には納まりが悪い。

でも、あれが似合う人ってあまりいませんよね。
今年、あれの金無垢をしてらっしゃる方と会いましたが。。
ちょっと難しい時計ですね。
と、私は思っています。

そうなると、私の性格上しまい込みます。

そんなこんなで数年が経ち、
その間もちょくちょく時計は求めていました。

そんなある日くだんの社長さんから電話がありました。

中古、平行物の値段が高騰している時計があり
正規物だったら数年待ちの状態のものがある。
「おまえ要るなら、今なら予約飛ばしてやるけど要るか？」
「それなら是非！」
で、これまた数時間後
営業の方が持ってらっしゃったのですね。

「ざ〜す！」
で、受け取りました。

仕事が一段落して箱開けて

「ん！？」

文字盤の色は黒でしたが「これってデイトナ？」
でした。

またやっちまいました。
今度は確かに色違いですがね。

二度ある事は三度ある。
もう一本あるのですよ。

本当に私はアホです。