スピードマスター から学んだ事

オメガ スピードマスター プロフェショナル。

名前からしてカッコいいですよね。
NASA御用達。
月に行った時計。

尾ひれも沢山。

見た目も同じクロノグラフですが
デイトナより洗練されていると思うのは私だけでしょうか。
欠点は外箱が経年変化でベトベトになる所。
当時のはですよ。

の他にもう一点あります。

これもしばらく愛用しましたが
結構雑に扱っていました。

作りが、特にベルトが
ロレックスと比べると質感でやや落ちます。
個人の感想であり、これも当時はですよ。

で、扱いもややゾンザイに。
他のもガシガシ使いますから、そう変わらないかな。
でもなんとなく傷とかがつきやすい印象です。
風防もプラですから傷が沢山。

クロノグラフだからと言って日常生活では
別にストップウオッチは使いませんよね。
「カッコ良けりゃ」でした。

にもかかわらず、ストップウオッチのボタンが
なんか変になったのです。
浮き上がってるのですね。

くだんの時計店の営業の方に来てもらって見せた所
「オーバーホールしましょ」
になりました。

お願いして数週間。
戻って来ました。
見てびっくり。
ヨレヨレのまま?
だったのです。

「あれ これいつものオーバーホールとちゃうじゃん」

「新品仕上げを好意でしてくれるのはロレックスだけですよ」

あれま

まぁちゃんと整備はされてましたから「良し」として
「良し」と出来ない部分が。

値段です。

びっくりポンのお値段。

たまにロレックスは出していたのですが
比べて

「えっ?」

でした。

まぁ理由は色々でしょうが
まずクロノグラフで機構がやや複雑である事。
日ロレの基準が比較的安かった事でしょうか。

て、事はですよ
他のメーカーさんの時計は整備すると「高い」
となります。

機械式の時計の宿命ですが
数年に一度オーバーホールしないといけません。

そろそろその時期が迫っているものが。

とんでもないですね。
それから処分を始めました。

この事からおバカな私もやっと気がつきました。

お金持ちでなけりゃ機械式の時計は気に入った一本。
それを整備しながら末永く使う。

整理したものの、やっぱり数本が残ってます。

これもやがて調子悪くなるんでしょうね。
で、整備代が高くて躊躇する。
ほんで使えも出来ずガラクタになる。

本当にバカな事を長年に渡りしてきたものです。

本気で猛省しています。

自身でしか割れない積み重ねの日々はかけがえのないもの。話は多岐に渡ります。