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車検。耐久消費財の避けられぬ悩ましき問題。

車の車検は一つの節目。

 

いくら気に入った車であっても

経年変化には抗えない。

さらに税法上は無価値になってしまう。

それは車だけに限ったことではありません。

家もそうですね。

古くなりゃそら色んな所に不都合が出る。

税法では10年で価値はなくなりますが

国によっては

築25年でも新築との概念の国もあります。

こりゃもう国民性の違いとしか言いようがない。

当然税法も違いますが。

を、まず念頭に。

 

来月家内の車が車検を迎えます。

ところが

昨日家内が不調法にも他所様ん家の

ブロック塀でこすってしまった。

まぁ走行に全く影響しないし

見た目にもそれ程

って感じではありません。

私ならそのまま乗り続けるでしょう。

 

しかし

「傷物」には違いない。

外観に傷をつけたショックは大きいらしく

結構なしょげ方でありました。

でも大きな事故につながらず

これだけで済んだ事に感謝であります。

ほんとよ。

 

「まず修理」

 

そら車両保険に入っているのですから

当然普通に考えますわな。

しかし、よ〜く考えますと

来月車検。

 

家内が現在の車の形を気に入り

確かに良い形と私も気に入っていますが、

おろしてからずっとディーラーさんで

車検、点検、ちょいとした修理。

 

しかしその相手はヤナセさん。

ちょいと強敵なのですよ。

 

以前

エアコンの不調で修理を依頼したら

おおよそ40万食らっちゃった。

先日ワイパーのブレードで1万ちょい。

昨年はバッテリーが少し弱いとのことで

キャンペーン中だからと勧められ

ついでにオイルも交換したら8万。

車検でも概ね普通の二倍はかかる。

 

昔は同じメーカーさんの車が二台ありましたから

今、そのままだったとしたら

ゾッとしますよね。

 

は、ともかく

こんだけ経費使ったんだから

「意地でも乗ってやる!」

の心意気で家内は親の仇とばかり

乗り倒しておりました。

多分同じ車が買える位かかっています。

 

傷も確かに治すことは吝かではありませんが

その為に保険を使い

来年度の保険の等級を下げる。

チョイと考えものですよね。

 

それに

確かに現代の車は昔と違い

パーツが一体となっている箇所が多く

ちょいとした修理でも

アッセンブリー交換で

結構な値段となってしまいます。

まぁ保険でカバーすりゃいい事ですけど。

 

素人の私が見ましても

多分二つのアッセンブリーを交換しなければ

いけないことは容易に察せられました。

 

それから当然、パーツの色合わせの塗装

組み付け工賃。

それ合算しますと

これは多分ですが

傷の大きさ深さから想像する金額と

大きく乖離するのは確かでしょう。

 

それに、もういい加減な年寄り車ですから

今回の車検は半端な金額では済まないことも

容易に察せられます。

 

で、このまま車検を依頼しますと

当然車検整備だけではなく

外観の修理も先様は意見くださる。

 

外観の修理は保険使って

多分高額になる車検費用払って。

それとも全部自費で。

 

もぉ考えると

 

「めんどくぜぇ〜!」

 

となってしまうのです。

 

そりゃ家内の気持ちを考えると

 

今の車をちゃんとしてあげたい。

しかし経費と手数を天秤にかけますと

買い替えを進言したくなるのです。

 

別に新車じゃなくていいじゃん。

関与先に自動車屋さんもあることだし。

だってこれから始める仕事も

手元不如意の状況ですし

来年は子供の受験も控えている。

あのメーカーさんの新車なんてトンデモナイ。

それに現在あの形の新車はもうありません。

 

どうやって波風立てず

納得も得心もさせられるのか。

 

車なしでは生活できない

 

地方ならではの問題です。

ただでさえ

考えなければいけない事が多い現在

 

「こうする!」

 

と強権発動できない家庭に築いてしまった

己を呪うのであります。

しかし車検て車にとって

一つの節目よね。