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「18歳選挙権」の賛否について。今年我が子に与えられたのよ。

ガキが連休中に18歳を迎えました。

 

昨年は震災直後でしたが

彼の部活の同窓の先輩たちの招きで

東京の大学で合宿に行っておりました。

 

で、ありまして我が家では

何も誕生日らしいことはやっておりません。

部活の先輩、友達と一緒にいる方が

まだ楽しい時期ですし「可」としましょう。

 

その大学に在学中の先輩

卒業生の先輩たちも合流して

一緒に汗を流し

体育会系ですから

飲食の「接待」を受け

言葉を頂いたそうですから

これもまた「可」なのであります。

 

在校生から聞く大学生活の実際、

卒業生から聞く社会を身近に感じ

結構刺激を受けてきた様子。

彼にとっては結構な

誕生日プレゼントだったのでしょう。

 

その大学に行く気満々になったのであります。

現在の実力はさておいて

前途に暗雲の一片さえ見えない。

誠に若さとは羨ましい。

言い方を変えれば

怖いもの知らずであります。

 

ところで18歳と言えば

我々年代の思いつくことと言えば

車の免許とか

「未満禁止」の解禁とか

ロクなもの思いつきませんが

今年から18歳と言えば

とんでもないものが付いてきます。

 

選挙権です。

 

彼と話していて

我が子ながら、至極真っ当とは思います。

しかしながら

ニュースでありますとか

入ってくる情報に対しての感想が

これは「大人」「老害」に対する

対抗意識なのか

先鋭的な意見が多い様に思われます。

 

大人社会に対する

「意地」とでも言いましょうか。

 

我々、それもかなり経験といいますか

良く言えば年輪

有り体に言えば「年」食った

「落とし所」を心得た「大人」にとりまして

それは実に危うく感じるのでありますよ。

 

若く感受性が豊かではありますが

一時の「はしか」とは言え

それが政治に反映されることにも

多少の危うさ

危惧も感じるのであります。

 

18歳と言えば

まだ少年法が適応される年齢でありまして

そこら辺の整合性もどうするのか。

 

高校在学中に選挙権が与えられる。

すごい時代になったものです。

 

しかし私がこう考えることすら

すでに「老害」かもしれません。

婦人参政権が我が国で認められてから

すでに70年が経過しております。

 

あの時代ではこれ以上に

賛否について危惧され

論議されたのでしょう。

 

現在はどうでしょうか。

「ない」方が超不自然。

当たり前どころか

それ抜きでは社会は成り立たない。

しかし誰もが70年前には

認められていなかったことにすら

気がつきもしない。

 

この18歳参政権につきましても

後年、当たり前どころか

なしでは考えられない社会となっている。

 

「かも」です。

 

まぁ「日曜討論」見ていても

「マジっすか?」

と言いたくなる大人も多いのですから

私が心配性なだけかもですね。

 

今年は彼の誕生会を挙行致しました。