子供を大人にする価格

子供を一応「大人」にするためには

一体いくら位お金がかかるの?


「大人」とは一応他人様に名を告げて

恥ずかしくない大学を卒業させるまで

かかる金額をこの場合指します。


なぜ「恥ずかしくない大学」なのか?

だってさ、現代は超二極化の時代。


大学全入の時代でありまして

大昔のように「大卒」は珍しくもなんともない。


そりゃそうだ。

私の在所、僻地にも国立大学

戦後作られた「駅弁大学」から

私立の大学まで含めて

えっと

一体いくつあるんだい?

その私立大学

河合塾の偏差値に出てこないのですから

そりゃ「全入」になるわな。


どこのご家庭でも子供は「大卒」に

したいのでしょうから。



で、この超二極化の時代に

我が子をなんとか全国区の大学にまで

入れて社会人にするためには

一体いくらかかるのか?


我が家の総括も含めて

ここに書き記す次第。

しばしお付き合いを。



我が家では

子供は遅く出来ました。

つか、病院のお世話になりまして

生まれる前から大変コストのかかった

子供であります。


その時点で多分ですが

公立の小中高校でしたら

全て賄えたかと思われる金額は

かかっておりました。

多分。


んで、わたしゃね

中学は受験させようと

生まれた時から決めていたのでありますよ。


なぜって?

そりゃ私が行きたかったから。


以前書きましたが

市ヶ谷あたりで乗り込んでくる

暁星の制服。

カッコイイたりゃありゃしない。


私ん家は自慢じゃないが

貧しかった。

当然中学は区立。


確か記憶違いでなくば

当時は暁星も含め

有名私立は高校からも入れたような?


当時は都の中学校全部で「標準テスト」

なるものが実施されておりました。

その結果表に各高校の偏差値が

全部書かれておりまして

その偏差値表の上の方に

今でも有名な高校がズラリ。


当然そこら辺の高校は

有名大学への進学実績も素晴らしい。

ってのは子供心にもわかっておりました。


それはずっと私の心の中に

引っかかっておりまして

それは後の社会での地位も違う

ってのもなんとなくではありましたが

わかっておりました。


確率的に実際現実ですよね。



一応私の父親も六大学出身ではありましたが

六大学つーても

ぶっちゃけ「上から下まで」

であります。


ですから

私立でしたらKかW。

国立でしたら

TかH。

外し技で関西の国立K。

それ以外でしたら

国公立の医学部。


それがその当時の私が決めていた

子供の「進路」でありました。


で、ここかからが本題。

ここは僻地でありますから

当然「有名小学校」は皆無。

ってことは中学受験に向けて

頑張らねばであります。


小学校での子供の成績は

当たり前ですが

普通によかった。


そらそうでしょう。

両親とも教員免許を持っていますから

田舎の小学校の先生よか

多分視野が広いし

夫婦の会話も

まぁ適正な日本語であったでしょうから。


いやね

この「適正な日本語」ってのが

とても大事。


それは後に譲るとして

全国的な中学を受験させようと

決めたのなら

当然塾に通わねばなりません。


そらそうだ

公立の小学校の先生の手に

負えるような代物ではありませんから。


塾にもふた通りありまして

「進学塾」と「学習塾」。

その進学塾になりますと

成績によりまして

かかるコストがまるっきり違います。


成績が良いほど

科目が増えるし中身も違う。

それを塾側が指定してくるのですから

結構なコストがかかります。


途中端折って

首尾良く受験は上手く行きました。


余談になりますが

受験も結構な金額がかかるのでありますよ。

西日本で4校。

東京で3校。

受験料と遠征費は馬鹿にはなりません。

受験料は一校あたり2万から3万。

飛行機代交通費、ホテル滞在費。

子供だけ行かせるわけには行きませんから

当然大人二人分入れて

「束」一つは大袈裟にしても

結構かかります。


話戻して

本題です。


うちの子の場合

東京でも受かっていましたが

経済的な理由で

こちらの中学校に行ってもらうことに。


するてぇと

学費の他に寮費と離れて暮らすのですから

「お小遣い」やら何やらで

やがて年間300は必要となります。


その他にいきなり「なんちゃら費」とか

わけわからん費用が突然徴収されます。

何事にも「積み立て」はないのでありまして

「いついつ迄に振り込んでください。」

であります。

ここら辺が「私立」の醍醐味でしょう。


ですかね?


と、申し訳ない。

いとやんごとなき理由にて

途中ですが筆を折ることに。


ちょっと出かけてきます。

続きは次回のお楽しみに。


ではでは。




と、訂正。

「筆を折る」は明らかな間違い。

「筆を置く」が適切ですね。





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